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1か月あたりの資産運用額、単身者は「28,633円」、同居ありの人は「35,763円」

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2018/11/14 15:00

 ひと月自由に使える金額と使い道についての調査で、単身者と同居ありの人でいくつかの違いが見られた。単身者は「貯蓄」、同居ありの人は「資産運用」に注力しているようだ。

自由に使えるお金の平均額は「2万4千円」

 NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションと立教大学経営学部の有馬賢治教授の研究室は、インターネットアンケートサービス「NTTコム リサーチ」会員モニターを対象として、消費者の自由裁量所得と使途の状況について調査した。

 個人的に自由に使える1か月の平均的金額を一定幅の選択肢から選んでもらい、その中央値などから算出した平均値を求めたところ、有効回答者2006名の平均値は24,096円となった。

 男女別での平均値は、男性27,553円(997名)、女性20,680円(1,009名)。

 世代別での平均値は、10代15,081円(313名)、20代23,489円(315名)、30代25,463円(325名)、40代24,842円(345名)、50代26,777円(347名)、60代27,921円(361名)。

 性別では男性が女性よりも7千円近く多く、世代別では10代と20代以上の世代では8千円以上の差が見られるものの、20代以上の各世代間での平均金額の差は極端には大きくないことがうかがえる。

「単身」と「同居」で、最大8000円の差

 同調査では、自由裁量所得の金額差が発生する原因の1つである「居住の人数」に着目し、単身居住者と同居者がいる人別にグループを分類して平均値をまとめた。

 居住形態別の区分では回答者グループの人数に隔たりが出たが、統計的には5%水準で各グループ間の有意な差が確認できた。

 性別では男女ともに3千円程度、単身居住者のほうが金額が多い結果となった。世代別では、60代を除く10代~50代は単身居住者の金額が多く、特に20代以外の10代と30代~50代の単身者においては同居者のいる人との金額差が8千円前後の開きが出る結果となった。

単身者は「貯蓄」、同居ありは「資産運用」

 自由裁量所得は、どのような用途に使われているのだろうか。この調査では、23項目の主な用途の中から該当するものすべてを選んでもらい、その「1か月あたりの平均支出金額」と「1週間あたりの平均消費時間」について自由記入式でたずねた。

 1か月あたりの平均支出の実質的な金額について質問し、回答者が多かった上位3項目は以下のとおり。

「ショッピング」(N=854)
「お菓子・お茶・コーヒーなどの嗜好品」(N=746)
「外食・グルメ」(N=720)

 同様に「1か月あたりの平均支出金額」について、居住の人数に着目した上で性別・世代別に回答を集計したものが以下の表だ。特徴的なのは、どの項目も、おおむね単身居住者の支出が多い傾向が見られたこと。

 特に「外食・グルメ」「貯蓄」の2項目については、同居者がいる人との間に1万円近くの差で単身者の支出が多くなっている。「外食・グルメ」は、単身者が17,286円、同居ありの人が7,380円、「貯蓄」は、単身者が33,748円、同居ありの人が25,857円となった。

 逆に、同居者がいる人のほうが平均金額が顕著に高い項目は、「車・バイク・自転車」「投資・株などの資産運用」の2項目となった(上の表の赤字部分)。

 「車・バイク・自転車」は、単身者が7,130円に対して、同居ありの人が13,573円。「投資・株などの資産運用」では、単身者が28,633円なのに対して、同居ありの人が35,763円となっている。

自由な時間は何に使う?

 この調査では「1週間あたりの平均消費時間」についても聞いている。自由裁量所得を使用している用途の中から該当するものすべてを選んでもらい、その実質的な平均消費時間を記入式で聞いたところ、回答者が多かった3項目は、順番に以下のようになった。

「ショッピング」(N=849)
「お菓子・お茶・コーヒーなどの嗜好品」(N=732)
「外食・グルメ」(N=716)

 居住の人数に着目した上で、性別・世代別に回答数を集計した結果、いくつか特徴的な傾向が見られた。同居者に比べ単身居住者のほうが費やす時間が長い項目は「スポーツ・フィットネス」「ゲーム」「パソコン・家電製品」「お酒」「人づきあい・交際」「投資・株などの資産運用」の6項目。

 前述の支出額で見ても、これらの項目は単身者のほうが同居者に比べ支出額が多く(資産運用は同居者のほうが支出額が多い)、自由に出来るお金が比較的に多い傾向の単身者が、個人で楽しめる娯楽を中心に時間も投資している様子がうかがえる。

 同居者がいる人のほうが平均消費時間が長かった項目は「スポーツ観覧」「ペット・動物の飼育」の2項目だが、支出額は3~4千円台で単身者に比べて低くなっており、投資する金額は時間の消費ほど多くはない状態だった。

【調査概要】
調査対象: 「NTTコム リサーチ」登録モニター
調査方法: 非公開型インターネットアンケート
調査期間: 平成30年6月25日(月)~平成30年6月26日(火)
有効回答者数: 2006名
回答者の属性:
【性別】 男性:49.7%、女性:50.3%
【年代】 10代:15.6%、20代:15.7%、30代:16.2%、40代:17.2%、50代:17.3%、60代:18.0%

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