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第一生命、かんたん告知「認知症保険」を発売、アプリ活用やALSOKとも連携

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2018/11/21 10:00

 第一生命は、認知症の予防・早期発見、心のケア、保険金請求サポートなどを盛り込んだ「認知症保険」を発売する。

予防や見守りにアプリも活用

 高齢化を背景に要介護認定者は増加しており、そのうち最も多い原因は認知症によるものとなっている。第一生命は12月18日から、かんたん告知「認知症保険」を発売。認知症の「予防・早期発見」「心のケア」「保険金請求サポート」の3つの観点から、認知症保険サービスを提供する。

 「認知症保険」では、認知症と診断され、かつ、公的介護保険制度において要介護1以上の認定が有効期間中であるときに認知症保険金を支払う。また、健康状態に不安がある場合も、認知症に関連する持病がないなど、4つの告知項目がすべて「いいえ」であれば申し込むことが可能で、85歳まで加入できる。

 生命保険業界として画期的なメニューに「目の動きでチェック」(ニューロトラック認知機能テスト)がある。これは、米国のスタートアップ企業であるニューロトラックが、エモリー大学のスチュアート・ゾーラ博士の研究成果を元に開発した認知機能のテスト。動画を見ている目の動きをスマートフォンのカメラで撮影し、その撮影された動画を独自のアルゴリズムとAIを用いて解析。脳の状態及び認知機能をチェックする。ただし、このツールはチェックを行うためのもので、認知症等の人の疾病の診断に使用されるものではない。また、このサービスの利用により得られる結果は認知症等の疾病に関する診断等の医学的判断を行うものではないとしている。

 また、全国の自治体等に多数導入されている「タッチエム」に準拠した「パネルでチェック」(タッチエム Light)では、パネルの光る順番を覚えて、その順番どおりにタッチしていくことで、脳の調子を把握することができる。

 このほかにも、「脳トレ」や「ウォーキングチャレンジ」などの認知症予防アプリ、食事管理アプリを被保険者向けに提供。離れて暮らす家族が、被保険者の認知症予防アプリの取り組み状況を確認できる見守り用機能も備えている。

家族向けの不安や負担を軽減するサービスも

 この保険では、被保険者だけでなく家族向けのサポートも用意している。離れて暮らす家族は、認知症の発症や進行に気づかない、近所の人に様子見を頼むことも気後れしてしまうといった経験をした「認知症の人と家族の会」の声を参考に、家族からの電話連絡を受け無料でALSOKのガードマンが自宅の様子を確認し、結果を報告するサービスも提供する。認知症保険契約2年経過後から、1年に1回の利用権利が付与され、契約保険期間を通じて最大5回まで利用可能となる。

 被保険者本人はもちろん、家族も365日無料で利用できる専用相談ダイヤルのサービスも提供。オペレーターはすべて、認知症の介護現場などで経験のある看護師で、初めて介護にあたる家族の悩みから専門的知識まで、幅広く相談することができる。

 家族の介護などで忙しく、医師に診断書への証明を依頼するのが難しい場合に、第一生命が診断書を取り付け、スムーズに請求手続きできる「診断書取得代行サービス」や、保険金の受取人である被保険者に代わって、子どもや孫などの指定代理請求人の方が保険金を請求する「指定代理請求特約」なども提供。

 また、SOMPOケアが提供する介護相談サービスでは、介護施設や介護サービス、要介護認定手続きなどの介護に関する不安を解消いただくことを目的として、SOMPOケアが介護に関する相談全般に無料で応じる電話相談を紹介するサービスを開始する

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