MONEYzine(マネージン)

一覧から探す

LINEが銀行設立、みずほ「黒子として支える」【LINE Fintech Conferenceまとめ】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2018/11/28 08:00

 11月27日、「LINE Fintech Conference」が開催され、LINEグループの金融サービスの新たな取り組みが次々と発表された。

LINE PayがWeChatPayと提携

 LINEは、子会社であるLINE FinancialとLINE Payが推進するFintech事業の新たな取り組みを発表する「LINE Fintech Conference」を、東京・渋谷にあるセルリアンタワー東京ホテルで開催した。

 冒頭では、LINE代表取締役社長 CEO、LINE Financial代表取締役である出澤 剛氏が登壇。現オリエントコーポレーション 専務執行役員である齊藤哲彦氏をLINE Financialの新しいCEOとして、12月1日付けで迎えると発表した。

 続いて、モバイル送金・決済サービス「LINE Pay」について、長福 久弘氏(LINE Pay 取締役COO)が発表。サービスを利用可能なシーンを増やす取り組みのひとつとして、JapanTaxiと提携。12月10日から、JapanTaxiの広告タブレット・決済機付きタブレットを搭載した全国のタクシーで「LINE Pay」のスマートフォン支払いが可能になる。

 2019年以降は増加する訪日観光客にスムーズな決済サービスを提供し、加盟店での決済をアクティブにするため、中国の「WeChat Pay」、韓国の「Naver Pay」との戦略的提携を行なう。さらに、日本、台湾、タイ、インドネシアで独立して展開していた「LINE Pay」をつなげ、各サービスのユーザーが訪日した際に「LINE Pay」のQRコード決済加盟店・決済可能箇所でスマートフォンでの支払いを可能にする。

 まずは、2019年早期に「WeChat Pay」との連携をスタート。その後、「Naver Pay」「LINE Pay」サービス間の連携も対応していく予定だ。

「LINE家計簿」が金融サービスのハブに

 続いては、すでに提供を始めている各種サービスが紹介された。「LINE家計簿」は、家計簿をつけたことのない人や、これまで家計簿が続かなかった方でもLINE上で収支の記入や管理ができるサービス。

 しかし、ただの家計簿サービスではなく、LINEのさまざまな金融サービスのハブとなり、お金の流れを可視化するものと位置付けられている。決済や収支の管理はもとより、賢く効率的な貯蓄を可能にし、資産形成、資産運用をサポートする家計簿・資産管理サービスを目指す。

 また、テーマ投資のFOLIOと組んで2018年10月にローンチした「LINEスマート投資」は、投資未経験者や初心者でも、身近なテーマへの投資を通じた資産づくりを行えるモバイル投資サービス。今後は、ロボアドバイザー機能の搭載、「LINE Pay」との連携によるスムーズな資金決済のほか、ワンコイン投資の機能を追加していく。

 損害保険ジャパン日本興亜と共同開発している「LINEほけん」も10月にスタートしたばかり。1日単位から加入できる短期型の保険をメインに、100円からの少額な保険料のプランを用意しており、サービス開始から、1週間足らずでLINE公式アカウントの友だち登録数は300万を突破した。今後は2019年頃をめどに、LINEオリジナルの保険商品の提供や損害保険以外の商品なども検討する。

スコアリングサービス、個人向けローンも

 再び出澤氏が登壇し、LINEとみずほフィナンシャルグループは、各社グループ会社であるLINE Financial、みずほ銀行、オリエントコーポレーションを引受先とする、LINE Credit株式会社による第三者割当増資の実行を発表。

 LINE Creditでは、LINE独自の個人向けスコアリングサービス「LINEスコア」および、個人向けローンサービス「LINEポケットマネー」を提供する。

みずほと組んで銀行設立

 最後に発表されたのは銀行設立だった。LINEとみずほフィナンシャルグループは、LINE Financial、みずほ銀行を通じた共同出資による準備会社の設立に関して合意。LINE Bank設立準備株式会社の資本金および資本準備金は20億円。出資比率は、LINE Financial51%、みずほ銀行 49%。設立は2019年春を目指している。

 みずほ銀行は今回の銀行設立に関して、「与信の部分で黒子としてLINEを支える」としており、逆に従来の金融機関にないLINEのスピード感を取り入れたい考えだ。

 5年後に当たり前となっている金融サービスの姿をイメージして、次々と金融サービスを発表するLINE。銀行設立やWeChat Payとの提携に注目が集まっているが、「LINEスマート投資」や「LINEほけん」はLINEらしいこなし方で、コンテンツとしての投資や保険のあり方を示しているかのようだ。

 今回はLINE証券と仮想通貨事業についての発表はなかったが、次のカンファレンスではこれらの展開にも期待したい。

【関連記事】
LINE Payが経理サービス、LINEアカウントと友だちになると確定申告に必要な情報を自動生成
LINE Pay、税金支払いに対応
「LINE家計簿」スタート、お金の使い方が変わるかも?

【FXランキング】 FXランキング 最新FXランキング スワップFXランキング 手数料FXランキング 口座数FXランキング 会社
【FXを徹底比較】 FX比較 取引コストFX比較 手数料FX比較 通貨ペアFX比較 発注機能FX比較 サービスFX比較 安全

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク

株式

もっと見る

FX

もっと見る

経済・社会

もっと見る

マンガ

もっと見る

国際ニュース

もっと見る

この記事に登録されているタグ


All contents copyright © 2007-2018 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5