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人気の投資信託は? リバランスのタイミングは?
もっと知りたい「つみたてNISA」

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2018/12/19 12:00

 「つみたてNISA」で人気の投資信託はどれ? 「リバランス」ってやったほうがいいの? 始めた人が知りたい疑問にSBI証券の橋本さんが答えます。

SBI証券の橋本さんに聞いてみよう

 「つみたてNISA」の連載最終回となる今回は、より具体的な商品や投資の考え方について、MONEYzine編集部が、SBI証券の執行役員、投信・債券部長の橋本隆吾さんにお話をうかがいました。

――「つみたてNISA」を始める方が増えていると思いますが、SBI証券ではどのような状況ですか。

橋本:SBI証券で「つみたてNISA」を活用いただいている方の口座数は10万口座単位にまで増加してきました。口座を開いた後、約61%の方が実際に運用(積立)を始めています。今後はこの稼働率を70%程度まで引き上げることを目指したいと考えています。

SBI証券
執行役員 投信・債券部長の橋本隆吾さん

 補足しますと、私たちSBI証券は「つみたてNISA」の対象商品である投資信託の「販売会社」です。投資信託の運用を行う、いわばメーカーにあたるのは「委託会社」といいます。私たちのグループでは、SBIアセットマネジメントなどがそれにあたりますが、野村アセットマネジメントや三菱UFJ国際投信も委託会社となります。

人気の投資信託は?

――「つみたてNISA」を始めるとき、皆さんどんな投資信託を選んでいるのでしょうか。

橋本:「つみたてNISA」では、国が定めた規定をクリアした投資信託から選ぶことになります。SBI証券では現在160本ほどを取り扱いしています。これから始めようという方が最初にとまどうのは商品選びだと思いますが、SBI証券のお客様が、実際にどんな銘柄を選んでいるのかを参考してみてください。

 以下の表は「つみたてNISA」の2018年11月の月間積立設定金額のランキングです。これを見ていくと、低コストのインデックスファンド、インデックスバランスファンドがトップ10すべてを占めていることがわかります(インデックスファンドについては連載第1回参照)。

(出所:SBI証券)

――「バランスファンド」とはどういうものですか。

 バランスファンドは、株式だけ、あるいは債券だけというようにひとつの資産だけでなく、株式と債券、株式と債券と上場不動産投信(REIT)など、複数の資産を組み合わせて運用するファンドのことを言います。

 一方、金額ではなく積立設定件数で見た同時期のランキングがこちらです。レオス・キャピタルワークスの藤野社長が運用している「ひふみプラス」が入っていますね。ただ、こういうごく一部の人気のあるアクティブファンドを除けば、「つみたてNISA」では、低コストのインデックスファンドがトップ10のほとんどを占めています。

(出所:SBI証券)

――「金額」と「件数」でランキングが少し変わってくるんですね。

橋本:件数で見たランキングでは、人気のアクティブファンドがランクインしていますが、金額によるランキングでは入ってこないというのが特徴的だと思います。

 「つみたてNISA」の場合、金融庁が商品を絞り込んでいて、ほぼ同じインデックス(指数)を使ったインデックスファンドがたくさんありますから、人気ランキングにそれほど変動はありません。低コスト、あるいはアクティブファンドでもいいものが選ばれて、それが1年を通じてランキングの上位に入っているというのが、「つみたてNISA」の特徴です。


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著者プロフィール

  • MONEYzine編集部(マネージンヘンシュウブ)

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  • 今井ヨージ(イマイ ヨージ)

    岐阜県下呂市在住 (1979年生まれ) 映像制作会社とWEB制作会社勤務を経て、フリーランスのイラストレーターに。企業広告、書籍、雑誌、新聞、教材など、幅広いイラストを担当しています。2013年に名古屋市から岐阜県 下呂市へ事務所を移転。

本記事は、投資や貯蓄などマネーを活用するための情報提供を目的としており、続きを見る

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