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年末に読みたい「お金」と「金融」の入門書2冊

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2018/12/25 09:00

 年末年始にちょっと時間ができたら読んでおきたい、おすすめの入門書を紹介します。

『元財務官僚が5つの失敗をしてたどり着いた
 これからの投資の思考法』柴山和久 著

 MONEYzineでも2回にわたってインタビューを掲載した、ロボアドバイザーを提供するウェルスナビCEO、柴山和久氏の本です。インタビューでも、とにかく「長期・積立・分散」を強調していた柴山氏の考えが、自身のエピソードや調査データ、シミュレーションなどを交えてわかりやすくまとめられています。

『元財務官量が5つの失敗をしてたどり着いた これからの投資の思考法』柴山和久 著、1500円(ダイヤモンド社)

『元財務官量が5つの失敗をしてたどり着いたこれからの投資の思考法』
柴山和久 著、ダイヤモンド社、本体価格:1,500円

 財務省、マッキンゼーを経て、起業するまでのジェットコースターのような人生、国際結婚で知った欧米との資産運用の考え方の違い、富裕層が利用するプライベートバンクのようなサービスを日本の働く世代にも届けたいというコンセプト。読み進めるうちに、自分なりの資産運用のかたちが見えてくるはず。資産運用を始めたいけれど、何をどう勉強したらいいかわからないという人に、おすすめの1冊です。

●柴山氏インタビュー
「人間の脳は資産運用に向いていない」ウェルスナビ柴山氏が語るロボアドバイザーとAIの時代
「なぜ日本人は投資を恐れるようになったのか」財務省出身のフィンテック起業家ウェルスナビ柴山氏に聞く

『金融経済学入門』清水克俊 著

 2冊目は、大学の学部生向けの金融経済学の教科書。名古屋大学大学院経済学研究科の清水克俊教授が平易な文章でまとめた入門書です。もう少し専門的な知識を深めたい人はもちろん、企業の財務担当者、金融機関への就職を目指している人にも最適です。

『金融経済学入門』清水克俊 著(東京大学出版会)本体価格:3,000円

『金融経済学入門』清水克俊 著
東京大学出版会、本体価格:3,000円

 金融経済学は経済学の分野の中でも急速に発展している分野です。その中に、コーポレート・ファイナンス(企業財務)、資産価格(アセット・プライシング)、金融論(銀行論)、金融政策(貨幣経済学)などの分野があり、本書はそのすべてを網羅しています。見出しについた印で難易度がわかるようになっていたり、理解できたかを確認する質問も用意されています。著者のホームページでは、ポイント解説や練習問題、補足も公開。数式も出てきますが、「あ、これニュースで見た、あのこと?」という感じで先が読みたくなる。読了したときの達成感が得られそうな1冊です。

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