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20代の貯蓄額、17万円減少し116万円に
消費行動は「無理せず良いもの選ぶ」86.3%

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2019/01/26 22:00

 若者の自由に使えるお金は若干増えている一方で貯蓄額は減少した。またお金に対する意識は堅実で、無駄づかいを避ける傾向にあるようだ。

 SMBCコンシューマーファイナンスは、20歳から29歳の男女1,000名を対象に「20代の金銭感覚についての意識調査2018」を実施し、その結果を2018年12月4日に発表した。調査期間は2018年10月2日から3日。

 毎月自由に使えるお金の平均額は3万2,224円で、前年の2万9,694円から増加した。婚姻状況別では未婚者が3万5,411円、既婚者が2万2,351円で、自由に使えるお小遣いは未婚者のほうが1万3,060円多かった。自由に使えるお金がどのくらいあれば満足できるか聞くと、平均額は6万1,777円で前年の6万41円から1,736円増加。また現在の貯蓄額の平均額は116万円で、前年の133万円から17万円減少した。

出典:SMBCコンシューマーファイナンスプレスリリース
出典:SMBCコンシューマーファイナンスプレスリリース
出典:SMBCコンシューマーファイナンスプレスリリース
出典:SMBCコンシューマーファイナンスプレスリリース

 消費行動について聞くと、「無理をせず、買える範囲で良いものを選びたい」との項目に「そう思う(非常にそう思う・ややそう思うの合計)」と回答した若者は86.3%で、「多少無理しても、良いものにお金をかけたい」の56.4%を大きく上回った。また、「購入を検討する際、同じ商品群・サービスの中で最安値のものは必ずチェックする」については85.4%、「商品やサービスのレビュー・口コミを必ずチェックする」については81.1%の若者が「そう思う」と回答した。

 一方、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社は、18歳から24歳の男女1,502名を対象に「若者のライフスタイルに関するアンケート調査」を実施し、その結果を1月10日に発表した。調査期間は2018年12月21日から26日。

 若者に悩んでいることを複数選択で聞くと、「お金のこと」が49.0%で最も多く、「仕事・就職のこと」が46.1%、「今後の未来のこと」が43.7%で続いた。回答者を20歳に絞って過去の調査結果と比較すると、2016年から2018年までの3年間はすべて「今後の未来のこと」が最も多かったものの、2019年は「お金のこと」が最も多くなった。

出典:カルチュア・コンビニエンス・クラブプレスリリース

出典:カルチュア・コンビニエンス・クラブプレスリリース

 続いて、買い物に対する意識を聞くと、「とてもあてはまる」「ややあてはまる」の回答数が最も多かった項目は、「流行の商品でも自分の趣味に合わなければ買わない」の88.5%で、「買物は楽しい」の83.6%を上回った。

 以下は、「買物にはコストパフォーマンスを求める」(80.2%)、「自分に必要な物だけを買う」(75.7%)、「外でお金をかけて遊ぶよりも、家でくつろぐ方が好き」(68.9%)が続いた。若者は仕事や就職、未来に対する漠然とした不安以上に「お金」に対する不安を抱いており、その使い方も堅実だった。

 現代の若者はお金に対する意識は堅実で、消費行動においても無理をせず買える範囲で自分の趣味に合うものを選ぶ傾向があるようだ。

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