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投資を始められない理由の1位は「資金不足」、デビューした人の第一歩は「口座開設」

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2019/01/28 09:00

 SMBC日興証券は「投資の始め方に関する意識調査」を実施した。投資を始めたいけれど、中々始められない人のジレンマ。投資デビューした人の「とりあえずやってみた」感が対照的な結果となった。

「副収入があったほうがいい」95.8%

 SMBC日興証券は、投資情報メディア「FROGGY」を調査主体として「投資の始め方に関する意識調査」を実施した。この調査は、投資未経験者層と投資デビュー層(直近2年以内に株式投資を始めた層)計1,036名を対象にしたもの。

 ​20-40代の投資未経験者(n=827)に「自分の貯蓄ペースに対する不安」を尋ねたところ、82.0%の人が「いまの自分の貯蓄ペースだと、将来お金に困るかもしれない」と回答。年代が高まるにつれてその割合は増加する傾向にある。

 そういった背景もあり「仕事で稼ぐお金以外の副収入があった方がいいと思う」という質問には95.8%が「そう思う」と答える結果となった。

投資を始められない理由

 そんな中、資産形成の選択肢の1つである「投資」については、88.6%の人が「学んだり、経験したりすることは重要だ」と回答。投資をしている人に「憧れを感じる」と答えた人も66.0%存在している一方で、76.2%の人が「株式投資に対してハードルの高さを感じている」と回答。「投資」という行動に対しては心理的な距離があることが伺える。

 20-40代の投資未経験者(n=827)が「投資を始められない理由」について尋ねたところ、トップになったのは「資金が不足している」(59.3%)で、「どのように始めたらいいか分からない」(58.3%)、「勉強の仕方が分からない」(55.0%)が続いた。「わからないことへの恐怖」が「結局、損をしそう」(51.1%)というイメージを上回る結果になった。

 また91.1%が「株式投資は専門的な知識を持ってやるもの」、90.9%が「知識を身につけたいが、何を学ぶべきかわからない」と回答しており、未経験者にとって「学びのハードル」が非常に高いことがわかる。

 結果として「株式投資は学んでからやるもの」と回答している73.0%のユーザーは、投資を始めるための「学びの指針」を求め、いつまでも投資を始められない状況にあるようだ。

投資デビューした人の考え方は?

 また、直近2年以内に株式投資を始めた投資デビュー層(n=209)に、「株式投資を始めたときのきっかけや考え方」についても調査を実施した。

 証券口座を開設したタイミングについては、「まずは口座開設をしてみた」と回答した人が64.1%となり、「買いたい商品があって口座開設した」(35.9%)の約2倍のスコアとなった。同じく取引については、「気になる銘柄をなんとなく購入した」が62.2%となり、「銘柄研究をしっかり行ってから購入した」(37.8%)を大きく上回った。この層の過半数が「投資は学びながら実践するもの」とも回答。「気になった銘柄で思い切って投資を実践してみる」という「実践重視で投資デビュー」した様子が伺える。

 さらにこの層の「投資家になった満足度」は78.0%となっており、90.9%の人が「これからも投資を続けたい」と回答するなど、投資を始めたことに総じて満足しているようだ。また、「投資家になってよかったこと」という設問では、「経済や世の中の動きに興味を持つようになった」(88.0%)、「世の中の動きや未来予測に関心を持つようになった」(85.2%)のスコアが高くなっている。

 直近2年以内に株式投資を始めた投資デビュー層(n=209)へ「株式投資を始めていない人へのアドバイスとしてふさわしいもの」を聴取した結果、一番多かった回答は、「自分の好きな会社や、よく知っている会社の株を買ってみるといいよ」(41.6%)というものだった。

 さらに、投資未経験者(n=827)の73.9%は、実際に誰かに「銘柄をオススメして欲しい」と回答。また「誰のオススメが信頼できるか」という設問では、61.8%が「専門家・先輩投資家」を支持する結果となった。

【調査概要】
調査対象者:1036 名、20−49歳男女
・投資未経験者層 n=827(事前調査における「投資未経験層」の出現率に基づき、性年代別の人口構成比に合わせて割付)

・2年以内に株式投資を始めた層(投資デビュー層)n=209(事前調査における「2年以内に株式投資を始めた層」の出現率に基づき、性年代別の人口構成比に合わせて割付)

調査期間:2018年12月05日(水) ~ 2018年12月07日(金)
調査エリア:全国
調査方法:インターネットリサーチ

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