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住信SBIネット銀行と日立、AI審査サービスで合弁会社設立へ

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2019/01/30 08:00

 住信SBIネット銀行と日立は、AI審査サービスを提供する合弁会社設立に合意。今年の10月から住宅ローンのAI審査サービスを提供する。

 住信SBIネット銀行と日立は、両社の技術・ノウハウを組み合わせたAI審査サービスを提供するため、合弁会社の設立に合意。日立の新しい人工知能「Hitachi AI Technology/Prediction of Rare Case」と住信SBIネット銀行のデータハンドリング技術などを活用し、サービスを提供していく。

 AI審査サービスの第一弾として、地域金融機関をはじめとする複数の金融機関に対し、地域創生に向けたサポートや業務効率化ツールである住宅ローンのAI審査サービスを2019年10月から提供することをめざす。

 金融ビジネスでは、債務の不履行など発生頻度が低い事象を、より高精度に予測していくことが求められる。しかし、従来のディープラーニングでは、データの発生頻度が低いと「ノイズ」に左右されやすく過学習を引き起こす傾向があることや、予測式が複雑であるため予測根拠が「ブラックボックス化」することが開発の課題となっていた。

 実証実験を重ねて開発した日立の人工知能では、稀な事象の発生を予測することができる。独自の「シグナルノイズ学習」によって過学習を抑制し、予測根拠を定量的に提示する「影響度算出技術」を用い、予測根拠を説明しやすくすることで、2つの課題の解決を図っている。

 両社は今後、資金決済情報などに基づいて先進的な審査をサポートするトランザクション・レンディングや、多重債務防止の観点からより精緻な審査が求められるカードローンなど、AI審査サービスの適用分野を順次拡大していく。

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