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トラック隊列走行向けの自動車保険が登場、不正アクセスにも対応

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2019/01/30 09:00

 MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保は、後続車無人システムを用いたトラック隊列走行に対応した自動車保険を開発した。

 日本の物流業界では、ドライバー不足への対応、経営効率の改善、安全性の向上、省エネルギーなどの観点から、自動運転の活用に対する期待が高まっている。政府は2020年に高速道路での後続車無人システムを技術的に実現させた後、実証実験を通じて走行距離や走行可能範囲の拡大を図り、2022年以降に高速道路(新東名)の長距離輸送等において後続車両無人隊列走行の商業化を目指している。

 後続車無人システムを用いた隊列走行では、電子連結技術を用いること、複数台のトラックが短車間距離で高速走行すること、後続車両が無人状態となることなどに伴い、従来に無い特有のリスクが発生する。MS&ADインシュアランス グループの三井住友海上とあいおいニッセイ同和損保は、こうしたリスクを補償する自動車保険を新たに開発した。

 この自動車保険では万が一の事故に備えて、「自動走行不能な場合の運転者派遣費用等」と「物損を伴わない道路通行不能損害」を新たに補償する。

 また、トラック隊列走行時に、他の車両との衝突や隊列を構成する車両同士の衝突等により事故が発生した場合、従来の自動車保険で補償可能。万が一、通信障害により電子連結が途切れて事故となり、隊列車両の乗員や所有者等に法律上の責任がない場合でも、自動車保険の「不正アクセス・車両の欠陥等による事故の被害者救済費用特約」で補償可能となっている。

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