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コンビニ年間売上高、全店ベースで2.6%増加
イートインスペースの利用も広がる

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2019/02/02 18:00

 コンビニはさまざまなシーンで利用されており、2018年の全店ベースの年間売上高、客単価、客数ともに増加した。

 日本フランチャイズチェーン協会は1月22日、2018年12月度の「コンビニエンスストア統計調査月報」を発表した。

 2018年12月のコンビニエンスストア売上高は、全店ベースで前年同月比3.2%増の9,689億9,900万円で70カ月連続、既存店ベースで同1.2%増の8,741億2,000万円で2カ月連続で前年同月を上回った。12月はクリスマスなど年末商品が好調に推移したほか、カウンター商材や調理麺・おぎにり・惣菜・冷凍食品などの中食が引き続き好調に推移したことから売上高が前年を上回った。

 12月の来店客数は、全店ベースが前年同月比2.3%増の14億6,084万2,000人で3カ月連続で増加したものの、既存店ベースが同1.1%減の13億3,626万8,000人で2カ月連続で減少した。平均客単価は全店ベースが同0.9%増の663.3円、既存店ベースが同2.3%増の654.1円で、ともに2カ月連続で増加した。

 2018年(1月~12月)の年間売上高は、全店ベースが前年比2.6%増の10兆9,646億円で、既存店ベースが同0.6%増の9兆7,243億円だった。また、2018年の年間来店客数は、全店ベースが同1.2%増の174億2,665万人で既存店ベースが同1.3%減の157億672万人、年間客単価は全店ベースが同1.4%増の629.2円で既存店ベースが同1.9%増の619.1円だった。

 5月のゴールデンウィークの低温や7月の西日本を中心とした豪雨などの天候不順、10月のたばこ税増税の反動減などが悪影響を及ぼしたものの、店内調理品などを中心に好調に推移し、年間を通じて売上高は堅調に推移した。

 一方、マイボイスコム株式会社は、イートインスペースの利用に関するインターネット調査を実施し、1万589名から回答を得た。調査期間は2018年11月1日から5日。イートインスペースは買った商品をその店舗内で食べられるスペースのことで、フードコート(複数の飲食店客用の共有スペース)は含まれていない。

 直近1年間のイートインスペースの利用状況を聞くと、半数以上が直近1年間に利用経験があり、利用した場所は「コンビニエンスストア」が25.7%で最も多かった。そのほかでは「スーパー」が17.2%、「ショッピングセンター」が16.6%、「パン屋」が11.9%、「スイーツ店(アイスクリームショップ、ケーキ屋、チョコレート専門店など)」が9.0%、「デパート(デパ地下)」が6.7%で、「直近1年間で利用していない」は53.4%だった。また、イートインスペースの利用率は女性のほうが高く、地域別では関東や近畿などで高く、中国で低くなる傾向があった。

 直近1年間にイートインスペースを利用した人に利用シーンを複数選択で聞くと、「昼食」「休憩、ひと休み」「間食・おやつ」が4割から5割、「買い物などのついで」が2割強だった。また、イートインスペースを利用したい理由をフリーコメントで聞くと、「コンビニのおでんやホットフードを温かいまますぐに食べたい(男性49歳)」「買ったものをすぐに食べたり飲んだりするときに便利。少しの時間、待つ場所にちょうど良い(女性38歳)」などの回答があった。

 多くの人がコンビニエンスストアのイートインスペースを利用しており、来店客数や売り上げの増加につながっているようだ。

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