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世界のIT支出は3.2%増の3.76兆ドル、SaaSへの移行が顕著に

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2019/02/11 08:00

 ガートナーは、2019年の世界のIT支出総額が、2018年から3.2%増の3.76兆ドルに達する見通しを発表した。

 ガートナーは、景気後退の噂、英国のEU離脱、貿易戦争、関税引き上げによって不確実性が高まっているにもかかわらず、2019年のIT支出は拡大する可能性が高いとの予測を発表した。

 携帯電話、PC、オンプレミスのデータセンター・インフラストラクチャといったセグメントへの支出が飽和状態となっている一方、クラウド・サービスやモノのインターネット (IoT) 機器への支出は伸びつつある。特に、IoT機器はデバイスを補完するものになり始めている。

 IT支出拡大の主要因であるクラウドへの移行が進めば、エンタプライズ・ソフトウェアは引き続き堅調に成長し、2019年の世界的なソフトウェア支出は対前年比で8.5%増加すると予想。2020年にはさらに8.2%増えて、総額4,660億ドルになるとしている。企業は2019年のエンタプライズ・アプリケーション・ソフトウェアに対する予算額を増やしており、その多くがSaaSに移行すると見込まれる。

 携帯電話市場は減速しているものの、デバイスのセグメントは2019年に1.6%の成長が見込まれている。中国、米国、西欧など、極度の飽和状態にある最大のスマートフォン市場を牽引しているのは、買い替え需要だ。Samsungが差別化を図ったプレミアム・スマートフォンの市場投入で苦戦を強いられたこと、およびAppleの主力スマートフォンの割高感から消費者が買い替えを控えたため、2018年の携帯電話市場は1.2%縮小している。

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