MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

「スマホでお金が増えているのを見るのが嬉しい」を実現したアントフィナンシャルとは? おすすめ新刊2冊

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2019/02/18 14:00

 今回は、お金の基礎知識をコンパクトに学べる入門書と、読むだけで当時の興奮が伝わってくる中国アントフィナンシャルの急成長を描いた本を紹介します。

『節約・貯蓄・投資の前に
今さら聞けないお金の超基本』泉 美智子 監修、坂本綾子 著

 お金についての基礎知識を解説する本は世の中にたくさんありますが、本書は情報の整理、コンパクトな説明、わかりやすい図解など、紙面の納得感が高い1冊。節約・貯蓄・投資のどれをやるにしても、まずは最初に読んでおく、お金の取扱説明書のような本です。

『節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本』泉 美智子 監修、坂本綾子 著 本体価格1,200円、朝日新聞出版

『節約・貯蓄・投資の前に 今さら聞けないお金の超基本』
泉 美智子 監修、坂本綾子 著
本体価格1,200円、朝日新聞出版

 「増やすお金」「備えるお金」「使うお金」というように、機能別に章が分かれていますが、自分自身で自分のライフプラン、フィナンシャルプランを考えるための参考書としても使うことができます。

『アントフィナンシャル
 1匹のアリがつくる新金融エコシステム』
 廉 薇、辺 慧、蘇 向輝、曹 鵬程 著、永井 麻生子 訳

 2冊目は、中国アリババ・グループから「アリペイ」として発展してきたアントフィナンシャルについて書かれた1冊。同社は銀行、保険、決済、資産運用、信用調査などさまざまな金融サービスを提供し、急成長を遂げてきました。

 本書は、アントフィナンシャルには既存の金融機関と一線を画すDNAがあると指摘しています。つまり、蟻(ant)が見ているような小さな世界、大きな金融機関が目を向けなかった人々や小さな会社に、スマートフォン、データ、新たなスキームによってサービスを提供するようになったのです。

『アントフィナンシャル1匹のアリがつくる新金融エコシステム』廉 薇、辺 慧、蘇 向輝、曹 鵬程 著、永井 麻生子 訳 本体価格3,200円、みすず書房

『アントフィナンシャル 1匹のアリがつくる新金融エコシステム』
廉 薇、辺 慧、蘇 向輝、曹 鵬程 著、永井 麻生子 訳 
本体価格3,200円、みすず書房

 第3章の「余額宝がもたらす資産運用革命」は、「私が1日でいちばん嬉しくなるのは、スマホでアリペイを開いて残高がまた少し増えているのを見るときです。ほんの数角でも」というユーザーの声で始まります。ユーザーにこういう瞬間を与えることができるかどうかが、新たな金融サービスのコアになるのでないでしょうか。

【関連記事】
中国フィンテックに日本は追いつけるのか? 日本美食・董路×オイシックス・西井敏恭
今年の目標、若手社員の6割が「貯蓄」、管理職は「資産運用」にも関心
貯金、生保、株……家計の貯蓄現在高、平均値は1,812万円 人生100年時代の資産形成は「運用より働く」23%

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

All contents copyright © 2007-2019 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5