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「○○ペイ」が乱立し店舗もユーザーも負担増、JCBが交通整理する決済スキーム「Smart Code」提供

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2019/02/27 08:00

  JCBは、キャッシュレス推進協議会の規格に準拠したQRコード・バーコード決済スキームである「Smart Code」の提供を、今春スタートする。

 QRコードとバーコード決済の普及が拡大し、多くの人の注目を集める一方で、コード決済事業者間で規格などが異なるため、加盟店での決済環境整備や店頭オペレーションなどへの負荷が増加している。また、コード決済の乱立は、消費者の混乱やセキュリティへの懸念の増大を招く可能性があり、普及に向けた課題となっている。

 こうした現状を踏まえて、JCBはキャッシュレス推進協議会の規格に準拠したQRコード・バーコード決済スキームである「Smart Code」の提供を、今春スタートする。

 「Smart Code」は、コード決済事業者と加盟店をつなぐ情報処理センターの提供や、コード決済事業者・加盟店間の加盟店契約の一本化を行うもの。

 バーコードの表示は、キャッシュレス推進協議会が公表した「コード決済に関する統一技術仕様ガイドラインCPM(Consumer-Presented Mode)」に準拠し、今後策定されるQRコードの統一技術仕様についても、公表され次第対応する予定だ。

 従来、コード決済事業者が加盟店を増やすには、加盟店契約を締結し、都度導入開発を行う必要があったが、Smart Codeへ参画することによってすべてのSmart Code加盟店で、個別の契約・導入開発を行うことなく利用を開始することが可能になる。また、コード決済に対応する店舗側も同規格の加盟店になることによって、参画するコード決済事業者のコード決済がすべて取扱い可能になるほか、設置端末や精算も一本化される。

 さらにSmart Codeは、国際的な標準規格EMVを準用しており、加盟店は、海外のコード決済を導入する際に必要なシステム対応負荷を軽減することが可能となっている。

 JCBは2019年から加盟店網の開拓を実施。クレジットカードの決済端末網を提供する日本カードネットワークなどとの提携によって、コード決済の導入開始から完了までスピーディーに対応する。現時点でSmart Code参画予定のコード事業者はメルペイのみとなっている。

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