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三菱UFJ銀行と東銀リース、独DVBバンクから航空機ファイナンス関連事業を譲受

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2019/03/05 09:00

 三菱UFJ銀行は東銀リースとともに、ドイツに拠点を置くDVBバンクの航空機ファイナンス関連事業を譲受することで合意した。

 DVBバンクは、ドイツ第2位の資産規模を誇るDZバンクの子会社で、航空機、鉄道、船舶市場における事業金融に特化したグローバルな金融機関。航空機ファイナンス分野では、ナローボディ機やワイドボディ機を含む旅客機や貨物輸送機向けの融資、およびその組成において世界有数の実績を持ち、総合的な金融ソリューションの提供や助言業務を行っている。

 三菱UFJ銀行は、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の持分法適用会社である東銀リースとともに、ドイツに拠点を置くDVBバンクの航空機ファイナンス関連事業を譲受することで合意した。

 三菱UFJ銀行はこの契約に基づき、DVBバンクから航空機ファイナンス関連事業における、顧客向け貸出債権総額約56億ユーロ(2018年6月末時点の残高、1ユーロあたり127.91円で換算した場合、約7,163億円)のほか、従業員およびその他の事業基盤も譲受する手続きを進める。また、DVBバンクの航空機インベストメントマネジメント事業および航空機資産管理事業については、東銀リースが新設する子会社にて譲受する予定。

 DVBバンクの航空機インベストメントマネジメント事業は、ファンドマネジメントチームが航空機関連の投資アドバイザリー業務などに注力。また、同社の航空機資産管理事業は、航空機のリマーケティングや技術管理でトップクラスの実績を持つ。

 MUFGは、グローバル・コーポレート・インベストメントバンキング(GCIB)事業において、航空機ファイナンス事業を成長の柱のひとつに位置づけてきた。

 現在、三菱UFJ銀行では、世界5都市(東京、シンガポール、香港、ロンドン、ニューヨーク)に30名を超える専門チームを配置し、新中期経営計画においても戦略的注力分野として取組んでいる。この事業譲受を通じて、MUFGのGCIB事業におけるリターンの向上およびポートフォリオの分散を図ると同時に、航空機ファイナンス事業における顧客基盤の拡大、高度な専門性を有する人材の獲得を実現することが可能となる。

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