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冷静に計算するとカーシェアを使い倒す方が得? 自動車ユーザーが負担に感じるのは「自動車税」「車検・点検費」

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2019/03/09 18:00

 車の維持費は、1カ月あたり平均で1万2,400円だった。自動車ユーザーはその出費に対してさまざまな考え方を持っているようだ。

 ソニー損害保険株式会社は、自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18歳から59歳の男女を対象に「全国カーライフ実態調査」を実施し、その結果を2018年12月に発表した。調査期間は2018年10月19日から22日の4日間で、1,000名から有効回答を得た。

 1カ月あたりの車の維持費は、保険料、ガソリン代・燃料代、駐車場代、修理代などを含むものとし、税金、ローン返済、有料道路通行料は除外(100円未満は四捨五入)してたずねた。その結果「5,000円~1万円未満」(34.0%)や「1万円~1万5,000円未満」(23.4%)に回答が集まり、平均額は1万2,400円だった。維持費は前年の1万1,800円から増えたものの、2010年以降では前年に続いて2番目に低く、最も高かったのは2011年と2013年の1万6,000円だった。

 主に運転している車のタイプ別の維持費は、ボディタイプ別では軽自動車が1万円で最も安く、コンパクトカーの1万2,600円が続いた。そのほかは、ミニバンが1万3,100円、SUV・クロカンが1万4,400円、セダンが1万4,600円、ステーションワゴンが1万4,700円。エンジンの燃料別ではガソリンが1万2,200円、ハイブリッドが1万3,000円だった。

 車の諸経費で負担に感じるものを複数回答で聞くと「自動車税」と「車検・点検費」がともに63.0%で最も多く、以下、「ガソリン代・燃料代」(58.7%)、「自動車保険料」(52.2%)、「駐車場代」(22.3%)が続いた。

 一方、株式会社エアトリは10代から70代の男女843名を対象に「お金をかけて良かったもの・後悔したもの」に関する調査を実施し、その結果を2月5日に発表した。調査期間は1月8日から14日。

 お金をかけて良かったものを複数選択で聞くと、トップ3は「食費」(39.4%)、「旅行」(30.1%)、「靴」(28.8%)で、「自動車」は27.5%で4位にランクインした。男女別では、「自動車」と回答した人は男性が35.6%で3位に、女性が16.7%で9位にランクインした。自動車にお金をかけて良かったと感じた理由は「安全装置にはしっかりとお金をかける。後で後悔しても遅い(40代男性)」「動くオフィス、セカンドハウスとして考えている。家賃と考えれば安い(60代男性)」などの回答があった。

 一方、お金をかけ過ぎたと後悔したことがあるものを聞くと、トップ3は「飲み代」(17.9%)、「食費」(13.8%)、「スーツ」(11.5%)で、「自動車」は7.6%で9位にランクインした。男女別では、自動車と回答した人は男性が10.6%で4位、女性が4.2%で18位だった。自動車にお金をかけ過ぎて後悔した理由には、「維持費や税金を考えても消えていく財産である(50代男性)」「冷静に車体価格や維持費を計算すると、カーシェアを使い倒す方が得(30代男性)」などがあった。

 自動車への出費については、安全性や移動空間としての車の価値に満足している人と、維持費や税金に負担を感じて後悔している人の2パターンに分かれているようだ。

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