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「働き方改革が進んでいる」3割が実感、でも退社後の寄り道で月1万以上の出費も

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2019/03/16 14:00

 働き方改革が進んでいると実感する人は増えているが、ムダな業務の多さや有休のとりづらさから、実感できていない人も多いようだ。

 一般社団法人日本能率協会は2月6日、「第9回 ビジネスパーソン1,000人調査・働き方改革と副業編」の結果を発表した。調査対象は全国のビジネスパーソン1,000名で、調査期間は2018年9月28日から10月9日。

 職場で働き方改革が進んでいるか聞くと、「とても実感している」が4.4%、「やや実感している」が26.8%で、31.2%のビジネスパーソンが「実感している」と回答し、前年調査時から11.9ポイント上昇した。実感している理由を複数回答で聞くと、「有給休暇が取りやすくなった」(32.4%)、「残業が減った」(31.1%)、「ムダな業務・会議が減った」(23.4%)などの回答が多かった。

 その一方で、「あまり実感していない」が39.6%、「まったく実感していない」が29.2%で、68.8%のビジネスパーソンが「実感していない」と回答。実感していない理由としては、「ムダな業務・会議が減らないから」(29.2%)、「正社員と非正規社員の給料の格差がなくならないから」(22.7%)、「有給休暇がとりにくいから」(21.1%)などの回答が多かった。

 また、年代別では、20代で「実感している」が38.5%に達する一方、30代が34.3%、40代が31.0%、50代が25.0%、60代が28.0%で、年代が高まるにつれて「実感している」と回答した人の割合が低下した。こうした傾向について同協会は、若者層は人事部や上司から、残業削減や有休取得を強く推奨されているため実感する機会が増えているものの、50代以上は長時間働くことが会社への貢献につながるといった従来の価値観があり、変化にとまどっている可能性があると指摘している。

 一方、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社は、「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2019」で消費の新潮流について調査し、その結果を3月6日に発表した。調査対象は30歳から49歳の有職者の男女772名で、調査期間は1月7日から9日。

 退社後の行動について聞くと、「寄り道をしながら帰ることがある」人は49.7%。男女別では男性の54.1%が「寄り道をしながら帰ることがある」と回答し、女性の43.7%を上回った。

 「寄り道をしながら帰ることがある」と回答した男性(242名)にどこに立ち寄っているのかを聞くと「コンビニ(カフェスペース、立ち読みで時間をつぶす等)」が59.9%でトップとなり、「本屋」(31.8%)、「居酒屋・バー」(19.4%)、「家電量販店」(18.2%)、「ファストフード店」(16.9%)、「パチンコ・スロット店」(16.1%)が値続いた。

 また、寄り道でひと月に使っている金額をたずねると、「1万円~2万円未満」(16.9%)や「5,000円~1万円未満」(16.5%)などに回答が集まり、全体の平均額は1万1,460円だった。

 働き方改革で帰宅時間が早まった一方で、退社後に寄り道をしてお金を使っている人も多いようだ。

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