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パチンコ経営企業は年間100社ペースで減少、パチンコをしている人の割合も7.7%に減少

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2019/03/30 22:00

 パチンコホールは新規則対応機への入替費用の負担に加え、遊戯者の人数や使用金額が減少しており、経営環境は厳しさを増しているようだ。

 株式会社矢野経済研究所が3月18日に発表した「パチンコ経営企業及びパチンコホール調査結果」によると、2018年12月末のパチンコホール経営企業数は3,003社で、前年末から241社減少した。パチンコホール経営企業数は過去15年にわたって減少を続けており、減少幅は2008年から2012年にかけて比較的小さかったものの、2013年以降は年間100社以上のペースで減少している。

 また、資本や経営者などで関連する企業をグループ化すると、パチンコホール経営企業は2,297のグループに集約できるが、直近の1年間で163グループ減少。2018年12月末時点で全国で営業しているパチンコ店は9,794店舗で、前年末から464店舗減少した。店舗数は2012年から減少数が大きくなっており、2014年末からは1,498店舗が減少した。

 2018年のパチンコホールの新規出店数は、前年比43店舗減の119店舗。新規出店は2016年から連続して200店舗を下回っているが、2018年は極めて低い水準となった。

 2018年2月に遊技機規則が改正されたことで、現在パチンコホールに設置されている遊技機のほぼ全てを、2021年1月までに新規則対応機へ入れ替える必要があり、この入れ替え費用負担に耐えられない企業が出てくる可能性がある。そのため、今後数年はパチンコホール経営企業数と店舗数はともに減少が加速すると同社は予測している。

 一方、マイボイスコム株式会社は、2月1日から5日にかけて「パチンコに関するインターネット調査」を実施し、1万436名から回答を得た。

 パチンコの経験について聞くと「現在している」が7.7%で、2016年2月の前回調査の8.6%から低下し、2010年2月調査の11.9%から低下傾向が続いている。「過去にしていたが、現在はしていない」は45.6%、「したことはない」は46.7%だった。一方、パチスロの経験について聞くと「現在している」が5.1%で、前回調査と同水準で推移している。「過去にしていたが、現在はしていない」は24.1%、「したことはない」は70.8%だった。

 パチンコ・パチスロのいずれかをしている人にパチンコ店の利用頻度を聞くと、「週1回~2回程度」と「月1回~2回程度」がそれぞれ3割強で多数を占め、男性の方が頻度が高い傾向があった。また、1回あたりの使用金額は「1万円以下」が全体の7割弱を占め、過去調査と比べて増加傾向にあった。

 パチンコを楽しむ場所も人も減少傾向にあり、パチンコホールの経営環境は厳しさを増しているようだ。

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