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「SBIネオモバイル証券」開業、若年層向けにTポイントで株が買える「ネオモバ」スタート

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2019/04/11 08:00

 貯蓄から資産形成への流れとともに、iDeCoやNISAといった若年層・投資初心者向けの制度が登場した。しかし、さらに投資を身近なものにするために、SBI証券はCCCマーケティングと、スマホでTポイントを使って国内株式が購入できるサービスを発表した。

ターゲットは「若年層・投資初心者」

 SBI証券とCCCマーケティングは、2018年10月30日に合弁会社としてSBIネオモバイル証券を設立した。今回、第一種金融商品取引業者としての登録を受け、2019年4月10日に開業。Tポイントを使った株式投資や銘柄のレコメンドを提供する新サービス「ネオモバ」をリリースした。

 4月10日に開催された発表会では、SBI証券代表取締役社長である高村正人氏が、450万口座を保有するネット証券最大手SBI証券と、年間アクティブ・ユニーク会員6,888万人保有するTポイントサービスを土台にデータベースマーケティング事業を展開するCCCマーケティング提携のねらいについて、明確に「若い世代、投資初心者層へのアプローチ」と語った。

SBI証券代表取締役社長 高村正人氏

SBI証券代表取締役社長 高村正人氏

 SBI証券はフルラインナップの証券会社として、資産形成層のニーズに対応してきた。その結果、顧客全体における30代~50代の割合が69%なのに対して、20代は7%。iDeCoやNISAなどで累計150万口座を獲得しているが、若年層・投資初心者層への取り組みを強化していく必要があった。そのため、子会社であるSBIネオモバイル証券は初心者層に特化していく。

 iDeCoやNISAではリーチできない層、投資に対する目的意識が定まっていない人に対して従来とは異なる視点・手法でアプローチしていくため、SBI証券はCCCマーケティングと連携。高村氏は金融業界とは異なる人材を持つCCCマーケティングからいろいろなアイデアをもらい、従来は取り組むことができなかった大胆なUI/UXを提供していくと語った。

 続いて登壇したCCCマーケティング代表取締役社長 北村和彦氏は、SBI証券と連携することで、T会員に新たなサービス「ポイント投資」を提供していくと述べた。T会員は、男性3,355万人、女性3,533万人で、20代~40代の人口の8割に達している(数字はアクティブ・ユニーク会員:1年以内のTカード利用者で名寄せ後の人数)。

CCCマーケティング 代表取締役社長 北村和彦氏

CCCマーケティング 代表取締役社長 北村和彦氏

 CCCマーケティングはT会員に向けて2018年12月にアンケートを行い、「投資に興味がある」けれど「今まで投資をしたことがない」1,470名に対して「なぜ投資をしないのか」をたずねたところ、以下のような回答を得た。

1位「失敗した時が怖い」57.1%
2位「元手がない」41.0%
3位「どこで始めればいいか分からない」43.3%

 北村氏は、投資に対する上記3つの障壁を、スマートフォンでTポイントを使って投資ができる「ネオモバ」を通じて取り除いていくと語った。

Tポイントで株式が買える「ネオモバ」

 続いて、SBIネオモバイル証券 代表取締役社長 小川裕之氏は、新サービス「ネオモバ」のコンセプトを紹介。これまでためたTポイントを活用していない人に向けて、1ポイント=1円相当で国内株式の購入を可能にする。

 手数料については、月間の売買代金50万円まで、月額200円(税抜)で何度でも取引可能にする。さらに毎月の期間固定Tポイント(SBIネオモバイル証券での利用のみ可能なポイント)を200ポイント付与することによって、月額手数料200円の負担感を軽減。また、サービス利用料100円(税抜)につきTポイントを1ポイント付与する。

SBIネオモバイル証券 代表取締役社長 小川裕之氏
SBIネオモバイル証券 代表取締役社長 小川裕之氏

 自分で株を選ぶのは大変だなと感じる人には、ウェルスナビが提供するロボアドバイザー「WealthNavi」をカスタマイズした「WealthNavi for ネオモバ」を提供。最低投資金額は1万円、自動積立も5,000円から設定可能としている。

 また、CCCマーケティングが持つデータを活用することによって、旅行好きな人であれば航空券付優待銘柄を、子どもがいる人であれば家族で楽しめるレストランの食事券付き優待銘柄をレコメンドするといった取り組みも行う。

 発表会ではフリーアナウンサーの高橋真麻氏が登場し、SBIネオモバイル証券の小川氏の説明を受けながら、スマートフォンで株式を購入するステップを体験。これまで金融サービスのアプリは黒を基調とした画面デザインが多かったが、白を基調とした明かるいユーザーインターフェイスで、3ステップで購入に至ることができるようになっている。

フリーアナウンサーの高橋真麻氏(右)が、SBIネオモバイル証券の小川代表の説明を受けながら、Tポイントから株式を購入
フリーアナウンサーの高橋真麻氏(右)が、
SBIネオモバイル証券の小川代表(左)の説明を受けながら、Tポイントから株式を購入

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