MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

建売の平均価格は4.4%増の5126万円、中古戸建住宅の価格は3.9%減の3112万円

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2019/04/27 14:00

 首都圏では建売住宅の供給が横ばいで推移する中、平均価格が上昇した。一方、中古戸建住宅の平均価格は下落している。

 不動産経済研究所が4月17日に発表した「2018年度の首都圏の建売住宅市場動向」によると、2018年度(2018年4月~2019年3月)の建売住宅(総戸数10戸以上)の平均価格は前年度比4.4%上昇して5,126万円となった。金額にすると214万7,000円の上昇になる。

 地域別の平均価格は、東京都が7,026万5,000円で前年度の6,289万8,000円から上昇、千葉県が3,780万6,000円で同3,778万6,000円からわずかに上昇、埼玉県が4,150万1,000円で同4,129万4,000円から上昇、神奈川県が5,891万3,000円で同5,754万6,000円から上昇、茨城県(南部)が4,372万円で同5,414万4,000円から下落した。

 2018年度の新規発売戸数は前年度比0.1%減の4,752戸でほぼ横ばいで推移し、2年連続で5,000戸を下回った。地域別の発売戸数は東京都が同7.4%減の1,338戸、千葉県が同11.3%減の1,179戸、埼玉県が同13.0%増の1,489戸、神奈川県が同13.0%増の697戸、茨城県が同4.3%増の49戸だった。また、新規発売戸数に対する契約戸数は2,099戸、平均契約率は44.2%で、前年同期の48.5%から4.3ポイントダウンした。建売住宅の価格が上昇傾向にある中、平均契約率は低下傾向にあるようだ。

 一方、公益財団法人東日本不動産流通機構が公表したサマリーレポートによると、首都圏(1都3県)の2019年1月から3月の中古戸建住宅の成約件数は、前年同期比4.9%増の3,292件で、3期連続で前年同期を上回った。平均価格は同3.9%下落して3,112万円となり、前期(2018年10月~12月)に続いて前年同期を下回った。

(c)iStock/anilyanik

ⒸiStock/anilyanik

 成約件数については、東京都区部と横浜・川崎市を除く各地域が前年同期比で増加し、多摩と埼玉県、神奈川県他は2ケタ増となった。また、成約価格は東京都区部と埼玉県を除く各地域が前年同期比で下落し、横浜・川崎市は5期連続、神奈川県他は4期連続で前年同期を下回った。

 また、平均土地面積は114.82平方メートルで前年同期を0.7%下回り、平均建物面積は104.60平方メートルで前年同期を1.4%下回った。また、平均築後年数は21.37年で、前年同期の20.78年を上回っている。

【関連記事】
中古マンション、好立地・高品質なら資産価値上昇 値上がり率1位のデベロッパーは「新日鉄興和不動産」
家を買って住みたい街、「目黒」が初の1位
法律改正後も、中古住宅のインスペクション(建物検査)は流通戸数の8%にとどまる

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク


All contents copyright © 2007-2019 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5