ソニー損保は、1999年9月の営業開始時から、保険料を「走る分だけ」とするリスク細分型自動車保険のダイレクト販売を展開。今年9月で営業開始20周年の節目を迎える同社は、2019年3月末時点で、自動車保険の保有契約件数が200万件を超えたと発表した。
ソニー損保は2002年度以降、16年連続でダイレクト自動車保険売上(元受正味保険料)1位のポジションを堅持している。以下のグラフは、2017年度までの推移を示したもの。

ダイレクト自動車保険とは、2017年度に主にダイレクトで販売する自動車保険の保有がある
損害保険会社9社によるもの。「売上」は自動車保険の元受正味保険料を指す。
売上やシェアに関する数値は2017年度までの各社の発表資料より、ソニー損保が調査したもの。
一方、以下のグラフは、自動車保険市場におけるダイレクト保険会社のシェアを示したもの。ダイレクト保険会社のシェアは拡大を続けている。

左軸および棒グラフは自動車保険市場(損害保険会社全社の自動車保険の総元受正味保険料)を、
折れ線グラフ(%)はダイレクト保険会社のシェアを表す。
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