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「終活」はなんのため? やりたいこと1位は「財産管理」

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2019/05/29 10:00

 人生が100年という長期にわたるものになった今、「終活」の意味合いも多様化している。楽天インサイトの調査を見てみよう。

 楽天インサイトは、「終活に関する調査」をインターネットで実施。今回の調査は2019年4月10日(水)と4月11日(木)の2日間、楽天インサイトに登録しているモニター(約220万人)の中から、全国の20代から60代の男女1,000人を対象に行った。

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ⒸAdobe Stock/studiolaut

 「終活」の意向があるかを聞いたところ、「はい」と回答した人は40.3%。年代別では終活意向がある人は30代(46.0%)が最も多く、昨年の調査と比べてスコアが9ポイント以上増加している。

 「終活」意向がある人にその理由を聞いたところ、「家族に迷惑をかけたくないから」が75.9%で最も多く、「病気や怪我、介護生活で寝たきりになった場合に備えるため」(46.4%)、「自分の人生の終わり方は自分で決めたいから」(38.2%)が続いた。

 性年代別に見ると、女性20代と30代が「自分の人生の終わり方は自分で決めたいから」(いずれも50.0%)が男性に比べて高く、女性60代では「病気や怪我、介護生活で寝たきりになった場合に備えるため」(60.7%)、「自分の人生の棚卸し、整理をしたいから」(55.4%)という理由が上位に並んだ。

 また、「終活」意向がある人に、どのようなことをしておきたいかを聞いたところ、「財産整理」(62.5%)と回答した人が最多。次いで「家の中の荷物整理」(55.8%)、「エンディングノート・遺書の作成(法的効力はないが、意思を伝えられるものの作成)」(43.2%)となった。

 年代別に見ると、「財産整理」は20代が76.3%と最も多く、「家の中の荷物整理」は50代(66.7%)と60代(67.7%)が6割後半で他の年代に比べて高かった。「遺言書・遺産分与の作成(法的効力があるものの作成)」と「大切な人へのメッセージ作成」は20代が全体と比べて高くなっている(それぞれ47.5%、42.4%)。

 「終活」の意向がある人に「終活」を始めたい年齢を聞いたところ、「60代」(41.7%)と回答した人が4割で最も多く、次いで「70代」(23.6%)、「50代」(12.4%)となった。

 「終活」について不安に感じることをたずねると、「何から手をつけたら良いかわからない」(36.0%)と回答した人が最も多く、次いで「特に不安はない」(28.8%)、「自分の死後に希望通り物事が進むか不安」(24.8%)となった。昨年の調査と比べると、最もスコアが増加しのは「相談できる相手がいない」(昨年:10.8%、今年:18.6%)で、7.8ポイント増加している。

 年代別に見ると、「何から手をつけたら良いかわからない」は20代(61.0%)が最も多く、また、項目の選択個数でも他の年代に比べて20代は全体的に不安に感じることの項目が多かった。

【調査概要】
調査エリア    : 全国
調査対象者    : 20歳~69歳 男女 
回収サンプルサイズ: 1,000サンプル
調査期間     : 2019年4月10日と4月11日
調査実施機関   : 楽天インサイト株式会社

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