MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

QRコード決済、スマホユーザーの利用率3割、利用を中止する人は約半数

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2019/06/08 15:00

 QRコード決済の利用促進のために各社が大キャンペーンを展開する中で、一度は使ったものの、なかなか利用継続されない現実が明らかになった。

 ソフトブレーン・フィールド株式会社は働いている同社の女性会員945名を対象に「働く女性 キャッシュレス決済に関する意識調査」を実施した。回答者の平均年齢は42歳で、調査時期は2月1日から6日にかけて。

 現金以外で支払いをする頻度を3年前と比較すると、34.1%が「増加している」、30.4%が「やや増加している」と回答した。「変化なし」は26.3%、「やや減少している」は5.3%、「減少している」は2.1%だった。

 最近利用が増えつつある「ORコード決済」について利用状況を聞くと、「実際に利用したことがある」と回答した人は17.5%、「実際には利用していないが、今後利用してみたい」と回答した人は32.9%。

 「実際に利用してはいないが、今後も利用したいと思わない」と回答した人は33.3%となっており、その理由は「個人情報やトラブルに巻き込まれたくないから」(31.2%)、「仕組みがよくわからないから」(26.5%)、「利用可能な店舗がわからない/少ないから」(23.2%)となった。

 QRコードを実際に利用したことがある人(N=165名)に「利用したことがある」もしくは「利用してみたい」QRコード決済を複数回答で聞いたところ、1位は「PayPay」で、2位「LINE Pay」、3位「楽天ペイ」が続いている。

 一方、株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメントは、スマホを保有する首都圏在住の20歳から69歳の男女2,000名を対象に「キャッシュレス決済に関する調査」を実施し、その結果を5月29日に発表した。調査時期は4月26日から27日。

 キャッシュレス決済方法別に利用状況を調べると、「QRコード決済(PayPay、楽天ペイ、Apple Pay、LINE Payなど)」を「所有・登録経験あり」と回答した人(登録者)の割合は29.2%。しかし「所有・登録しているが現在利用していない」と回答した人(中止者)の割合は14.2%で、登録者に占める中止者の割合(中止率)は、登録者の約半数にあたる48.6%となった。

 他の決済手段は、「クレジットカード」の登録者は90.7%で中止者が10.2%(中止率11.2%)、「カードタイプ電子マネー(Suica、PASMO、nanacoなど)」の登録者は88.6%で中止者が22.9%(中止率25.8%)、「スマホタイプ電子マネー(モバイルSuica、楽天Edy、iDなど)」の登録者は33.4%で中止者が14.2%(中止率42.5%)、「デビットカード」の登録者は22.9%で中止者が14.3%(中止率62.4%)だった。

 QRコード決済はさまざまなキャンペーンなどで注目を集めているものの、利用を止めている人も多い。QRコード決済をさらに普及させるには、登録者に使い続けてもらうためのサービスの充実が重要になってきそうだ。

【関連記事】
2018年に読まれた「お金と資産運用」のニュースランキング、20代の貯金額、キャッシュレスに注目集まる
スマホ決済の利用率は12%、「そもそもキャッシュレス化したいですか?」問題
「スマホだけで支払ができて便利」3割、「QRコードは楽しい」も2割【QRコード・モバイル決済調査】

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク


All contents copyright © 2007-2019 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5