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新築・リフォームでポイントがもらえる「次世代住宅ポイント制度」とは? リフォーム市場は堅調に推移

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2019/06/15 11:00

 6月3日から受付がスタートした、次世代住宅ポイント制度のポイント発行申請。どんな住宅、どんなリフォームでポイントがもらえるのかチェックしてみよう。

 次世代住宅ポイント制度のポイント発行申請の受付が、6月3日からスタートした。次世代住宅ポイント制度は10月の消費税率引上げに備えて需要を喚起し、消費税率引上げ前後の需要変動の平準化を図ることなどを目的に創設されたもの。

 「環境」「安全・安心」「健康長寿・高齢者対応」「子育て支援、働き方改革」に資する住宅の新築・リフォームが対象で、さまざまな商品と交換できるポイントが発行される。注文住宅やリフォームの場合、2019年4月から2020年3月に請負契約・着工をし、2019年10月以降に引き渡しをするものが対象になる。

次世代住宅ポイント制度の概要(国土交通省)

次世代住宅ポイント制度の概要(国土交通省)

 発行されるポイントは、住宅の新築(貸家を除く)では、所定の条件を満たした「エコ住宅・長持ち住宅・耐震住宅・バリアフリー住宅」のいずれかに適合する場合、1戸あたり「標準ポイント」が30万ポイントがもらえる。そのほかに高い性能を有するなどの条件を満たせば「優良ポイント」や「オプションポイント」が加算され、それらを合算して1戸あたり35万ポイントを上限にもらえる。

次世代住宅ポイント制度の概要「住宅の新築(貸家を除く)」(国土交通省)

次世代住宅ポイント制度の概要「住宅の新築(貸家を除く)」(国土交通省)

 住宅のリフォーム(貸家を含む)では、所定の断熱改修や耐震改修、バリアフリー改修などを実施した場合、内容に応じたポイントがもらえる。発行ポイント数の上限は1戸あたり30万ポイントだが、若者・子育て世帯がリフォームを行う場合には上限が45万ポイント、中古住宅の購入を伴う場合には上限が60万ポイントになる。

次世代住宅ポイント制度の概要「住宅のリフォーム(貸家を含む)」(国土交通省)

次世代住宅ポイント制度の概要「住宅のリフォーム(貸家を含む)」(国土交通省)

 また、若者・子育て世帯以外の世帯では、安心R住宅を購入してリフォームを行う場合に上限が45万ポイントになる。安心R住宅は耐震性があり、インスペクション(建物状況調査等)が行われた住宅であって、リフォームなどに関する情報提供が行われている中古住宅のこと。中古住宅を安心して購入できる環境を整備するため、国土交通省の告示によって「安心R住宅」制度が平成29年に創設された。

 そんな中、矢野経済研究所は各種統計データと住宅リフォーム事業者を対象に、住宅リフォーム市場の「2019年第1四半期の市場規模(速報値)」を調査し、その結果を6月4日に発表した。調査期間は1月から3月。調査における住宅リフォーム市場は、「10平方メートル超の増改築工事」・「10平方メートル以下の増改築工事」・「設備修繕・維持関連」・「家具・インテリア等」の4分野をさす。

 2018年の年間ベースの住宅リフォーム市場規模は、約6兆2,000億円だった。過去の市場規模は2015年が約6兆6,000億円、2016年が約6兆2,000億円、2017年が約6兆3,000億円で、市場はほぼ横ばいで推移した。

 一方、2019年第1四半期(1月~3月)の住宅リフォーム市場規模は前年同期比5.8%増の1兆2,716億円と推計された。2019年第1四半期の住宅リフォーム市場規模は、前回の消費税率引上げ前の駆け込み需要で大幅増となった2014年第1四半期以降の4年間の平均値とほぼ同規模で推移しており、2019年の市場は順調にスタートしたと同社は見ている。

 今年は消費税率引上げが10月に予定されていることから、住宅リフォーム市場においては一定の駆け込み需要が見込まれそうだ。

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