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第一生命がESG投資を高度化、ESGスコアによるインハウス運用・国内上場株式のインパクト投資に着手

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2019/07/04 08:00

 ESG投資とは、財務情報に加え、環境・社会・ガバナンス(Environment, Society and Governance)の要素を考慮する投資手法。第一生命は、日本全国の約1000万名の保険契約者の保険料を原資とした約35兆円の資産を運用する機関投資家(ユニバーサル・オーナー)としてESG投資を推進している。

 7月1日、第一生命はESG投資のさらなる高度化に向けた取組みの一環として、以下の2つを開始すると発表した。

①外国株式ESGファンドのインハウス運用
②従来の未上場株式インパクト投資に加え、新たに国内上場株式においてインパクト投資

 ①外国株式におけるESGファンドのインハウス運用の開始では、ESG評価会社の独Arabesque S-Ray(以下、アラベスクS-Ray)が算出するESGスコアを使用してポートフォリオを構築する。このスコアは、世界の主要上場企業7000社超のESG関連データを日次で収集し、AIを用いて算出したもの。第一生命は同ESGスコアを日次でモニタリングし、投資銘柄の入れ替えを検討、実施する。

 ②国内上場株式におけるインパクト投資の開始では、第一生命の株式アナリストが運用収益の獲得と社会的インパクト(社会の構造変化など)の創出の両立を期待できる国内上場企業を選定する。

 インパクト投資を行った企業については、財務・業績面でのモニタリングに加え、社会的インパクト創出の状況について継続的にモニタリングを実施。進捗が期待を下回る場合には、投資先企業との対話を通じて改善を促すとしている。

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