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電通子会社マイデータ・インテリジェンス、大規模「情報銀行トライアル企画」スタート

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2019/07/05 08:00

 マイデータ・インテリジェンスは2018年9月3日、電通テック100%出資で設立され、同日営業を開始した(現在の出資比率は、電通テック 75.0%、電通国際情報サービス 25.0%)。同社の事業は、生活者に関わるあらゆる個人情報「パーソナルデータ」を1つのIDで統合・管理し、生活者・企業双方にとって有益なマーケティング支援サービスを提供すること。

 今回マイデータ・インテリジェンスは、一般モニター約1万2000人、参加企業全10社の「情報銀行トライアル企画」を、2019年7月3日~12月31日の間に実施する。

 この企画は、生活者のデータを本人許諾のもとで収集・管理・提供・活用し、データの利活用の効果を測るトライアル企画。参加者は、マイデータ・インテリジェンスが運営するマイデータ・バンク「MEY」へ会員登録し、専用アプリをダウンロードしたうえで、参加企業のデータ提供オファーに対し、許諾を与えたデータをその企業に第三者提供する。

 参加企業は、キリンホールディングス、パーソルキャリア、ビジョナリーホールディングス、明治安田生命、DataCurrentのほか、金融企業とエネルギー企業、旅行・観光企業、および電通マクロミルインサイトの9社とマイデータ・インテリジェンスを加えた全10社。

 事前公募によって登録した約12,000名の参加者は、自身のパーソナルデータを管理・活用できるPDS(パーソナルデータストア)機能を内蔵したマイデータ・バンク「MEY」を利用して、自身でデータ提供の許諾管理、活用、便益の受け取りが簡単にできるしくみとなっている。

スマートフォンアプリ版マイデータ・バンク「MEY」の画面
スマートフォンアプリ版マイデータ・バンク「MEY」の画面

 取得するマイデータ(予定)は、基本個人情報、デモグラフィック情報、興味カテゴリー、嗜好性、位置情報、購買履歴、画像情報、 アスキング(アンケート調査)による回答情報、移動・行動履歴、ウェアラブルデータなど。

 参加者が提供を許諾したマイデータを、参加企業へ第三者提供することによって、参加モニターは参加企業からの対価(便益・サービス・商品・金銭など)を受け取ることができる。

 参加企業は、一般モニターから許諾を得たうえでデータの提供を受けることによって、より精緻で顧客理解が深まるデータを収集することができるほか、各社の事業課題に沿った、マーケティング活動や製品・サービス開発につなげることが可能になる。

アプリでは、データオファー後に、その許諾の取消や利用停止を行うことができる
アプリでは、データオファー後に、その許諾の取消や利用停止を行うことができる

 マイデータ・インテリジェンスは、参加企業間でデータ流通や各社事業課題や本企画での取り組みを共有、議論する場として「情報銀行共同研究会」を期間中計4回予定している。

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