MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

NTTグループ、資金ニーズが見込まれる取引先をAIが予測しリスト化、営業実績が約3倍向上

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2019/07/18 09:00

 NTTデータとNTTデータ数理システムは、信用金庫の業務ノウハウをもとに構築したAI分析モデルを使用し、信用金庫向け顧客資金ニーズ予測の実証実験を完了。今後は商用化に向けた検討を開始する。

 NTTデータとNTTデータ数理システムが開発したのは、信用金庫が渉外活動の際に必要となる訪問リストの作成を支援するサービス。信用金庫が持つ各種データをAIが学習することで、資金ニーズが見込まれる取引先をAIが予測しリスト化する。

 これによって、渉外員の効率的な顧客訪問を可能にし、リストを使った能動的な提案活動によって収益向上に寄与するサービスとなっている。

※図中の「FISC安全対策基準」とは、公益財団法人 金融情報システムセンターで発刊している「金融機関等コンピュータシステムに関する安全対策基準・解説書」の略称で、金融機関が求める各種安全基準を満たしているもの。

※図中の「FISC安全対策基準」とは、公益財団法人 金融情報システムセンターで発刊している
「金融機関等コンピュータシステムに関する安全対策基準・解説書」の略称で、
金融機関が求める各種安全基準を満たしているもの。

 昨年度の大阪シティ信用金庫との実証実験で、特に潜在顧客に対する見込み予測精度が従来の営業実績と比較して約3倍向上することが確認されたという。

 実証実験でAI予測モデルの有効性が確認できたことから、両社は今後、このサービスの商用化の検討を開始する。サービスメニューとして、法人の資金ニーズ予測から提供を開始し、今後は個人向けのローン商品などのニーズ予測を順次追加提供していく。

【関連記事】
中小企業も「資金を見える化」、マネーフォワードが法人用資金管理サービス
freeeが中小向け融資サービス、オファー型融資や会計ソフトに登録されている請求書をオンラインで現金化
三菱UFJ銀行が中小企業向けレンディングサービス、入出金データなどに基づいてAIで審査

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク


All contents copyright © 2007-2019 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5