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国内銀行の平均年間給与が3年ぶり上昇も、行員数は過去最大の減少

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2019/07/26 08:00

 東京商工リサーチの調査で、国内銀行81行の平均年間給与が3年ぶりに前年同期を上回った。しかし、行員数は過去最大の減少。行員の平均年齢は全業態で上昇している。

 東京商工リサーチは7月24日、2019年3月期決算 国内銀行81行「平均年間給与」調査の結果を発表した。

 国内銀行81行の2019年3月期の平均年間給与(基本給与+賞与・基準外賃金、以下、平均給与)は609万5,000円(中央値613万5,000円)。前年同期の607万7,000円(同611万5,000円)から1万8,000円(0.2%)増加し、2016年3月期以来、3年ぶりに前年同期を上回った。

 業態別では、大手行(759万7,000円)と第二地銀(554万9,000円)で平均給与が上昇したが、唯一、地方銀行(621万4,000円)は前年同期を下回った。

 平均給与のトップは、東京スター銀行(926万6,000円)で、2013年3月期以来、6年ぶりにトップに返り咲いた。2位は三井住友銀行(820万3,000円)、3位はあおぞら銀行(803万7,000円)。2015年3月期からトップ3の常連だったスルガ銀行(729万2,000円)は8位にダウン。また、81行のうち、前年同期より平均給与が増加したのは46行(構成比56.7%)で、6割弱だった。

 一方、81行の行員数合計は22万3,778人で、前年同期の22万7,407人から3,629人減少した。2013年3月期(前年同期比1,179人減)の減少数を上回り、減少数は過去最大となった。

 業態別では、大手行10万5,124人(前年同期比1,895人減)、地方銀行9万4,724人(同1,245人減)、第二地銀2万3,930人(同489人減)と、全業態で行員数が減少した。減少したのは、大手行5行、地方銀行36行、第二地銀21行の合計62行(前年同期42行)。

 また、東京商工リサーチは行員の年齢についてもまとめている。81行の行員の平均年齢は39.1歳で、前年同期(38.9歳)よりから歳上昇した。業態別では、大手行39.5歳(前年同期0.4歳上昇)、地方銀行39.1歳(同0.3歳上昇)、第二地銀39.1歳(同0.3歳上昇)で、全業態で上昇した。

 平均年齢が上昇したのは、大手行6行、地方銀行33行、第二地銀21行の計60行(構成比74.0%、前年同期39行)となった。

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