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資産運用ロボアドバイザー、2023年に260万口座との予測

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2019/08/06 09:00

 日本能率協会総合研究所は、資産運用ロボアドバイザーの市場規模の推計を発表した。

 資産運用ロボアドバイザーは、投資家に対し、AIなどを用いた独自のプログラムで投資・運用の支援機能を提供するシステム。投資家に対して資産配分や投資対象の助言のみを行う「投資助言型」と、助言に加えて運用まで行う「投資一任型」がある。

 前者は、資産運用ロボアドバイザーの助言を参考に投資家自身で投資商品の発注や運用を行うもので、多くが銀行やネット証券会社等から無料で提供されている。一方、後者は助言に加え、ポートフォリオの作成からリバランス、売買までをすべて自動で行うことができるシステムとなっている。

資産運用ロボアドバイザー(投資一任型)市場規模・予測
資産運用ロボアドバイザー(投資一任型)市場規模・予測

 日本能率協会総合研究所がまとめた上のグラフは、投資一任型の市場規模の予測。数字は口座数を表しており、2020年度には約110万口座、2023年度には約260万口座に達すると予測している。

 投資一任型の資産運用ロボアドバイザーは、人手を介して提供される金融商品に比べて低い手数料で利用でき、インターネット上でサービスの利用が完結する。

 市場立ち上がり時は、投資経験者による分散投資のひとつとして利用されていたが、2018年からテレビCMなどを用いたプロモーション展開や、最低投資金額が引き下げられたことで、一般投資家や投資未経験者にも利用が広がり、市場が拡大している。また、他のネット銀行・証券等との連携が進んでおり、これらも利用者増加の要因となっている。

 日本能率協会総合研究所は、退職金の減少や年金制度への不安などで、20~30代の比較的若年の層も資産運用に興味を持つようになってきていることが、ロボアドバイザーの需要の追い風となっていると分析。今後は、新規ユーザーの取り込みや、1人当たりの投資金額の拡大などにより、市場規模は拡大傾向で推移していくとしている。

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