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ゼノデータラボ、将来予測の注目企業をまとめた「Forecast Tech」カオスマップを公開

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2019/08/08 09:00

 ゼノデータ・ラボは、テクノロジーを活用して将来予測を行う「Forecast Tech(フォーキャストテック)」のカオスマップを公開した。

 8月6日にゼノデータ・ラボが公開した「Forecast Tech(フォーキャスト・テック)カオスマップ」は、業種や取扱うサービスに関係なく、テクノロジーを駆使して、将来における何らかの「予測」を行う企業群を分類している。

 テクノロジーを駆使した予測技術は各分野で発展しており、特に米国を中心に多くの企業が登場している。米国では、小売の売上・販売数・客数予測を行う「RELEX」、工場の生産設備の更新時期を予測し、設備投資の最適化を支援する「C3.ai」、セキュリティリスクの事前検知に特化した「Security Scorecard」など、複数のスタートアップがこれまでに累計100億円以上の資金調達を実施している。

 日本では、電力需要予測と発電最適化ソリューションを提供する「パネイル」、IoTセンサーを用いて介護現場における高齢者の排泄予測を行う「D FREE」などのスタートアップに注目が集まっている。

 このカオスマップでは、スタートアップではない企業の取り組みにも注目している。Amazonは時系列データに基づく製品需要予測サービス「Amazon Forecast」のローンチを発表。ソニーも機械学習を用いた予測分析ソフトウェア「Prediction One」を発表しており、大手企業においても、テクノロジーを活用した予測サービスの開発・提供が加速している。

 経済事象の予測分野においては、株価や先物価格の予測だけでなく、株価や経済に大きな影響を与える事象を予測し、リアルタイムにデータ提供を行う「Dataminir」が累計577億円の資金調達を完了し、ユニコーン(企業価値が10億ドル以上の非上場企業)企業としての評価を得ている。

 2018年3月にS&Pが約550億円で買収した、経済事象全般の予測サービスを行う「Kensho.com」や、2019年6月にLiquidnetが買収(金額は非公開)した、IR情報の解析によって市場動向予測を行う「Prattle Analytics」、法人向け経済リスクを予測するAYASDI(累計106億円の資金調達を完了)など、米国ではすでに大型の資金調達・買収が相次ぎ、大きな盛り上がりを見せている。

 この分野における日本のプレイヤーを見ると、独自のアルゴリズムにもとづく株価予測を提供する「Alpaca」、ビッグデータを用いた企業の売上予測を提供する「Nowcast」がある。今回カオスマップを作成した「ゼノデータ・ラボ」は、自然言語処理技術を用いたニュース解析によって企業業績を予測するサービスを提供しており、この分野のプレイヤーのひとつである。

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