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GMOフィナンシャル、店頭FXは収益率が過去最高水準に、仮想通貨事業の収益も増大

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2019/08/09 09:00

 GMOフィナンシャルホールディングスの2019年第2四半期の決算発表で、店頭FXは収益率が過去最高水準に、仮想通貨事業も6月の取引高が過去最高となっている。

 GMOフィナンシャルホールディングスは7月26日、2019年12月期 第2四半期の決算発表を行った。

 同社の第2四半期連結累計期間(2019年1-6月)の営業収益は158億7,100万円(前年同期比8.5%減)、純営業収益は148億1,600万円(同9.4%減)、営業利益は42億8,400万円(同26.9%減)、経常利益は41億8,900万円(同28.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は25億500万円(同36.2%減)となった。

第2四半期決算(1-6月)サマリー(前年同期比)
第2四半期決算(1-6月)サマリー(前年同期比)

 「FX・証券」事業セグメントでは、ビッグデータ解析などの改善施策の効果によって店頭EXの収益率は過去最高水準となったが、年初の相場急変による店頭EX取引の一時的な収益性の低下、および外国為替市場のボラティリティ低下を背景とする取引高の減少の影響を受け、収益は減少している。また、株式等委託売買代金の減少などによって受入手数料が減少。信用取引の売買代金の減少、および信用残高の減少などを受けて金融収益が減少した。

 これによって、「FX・証券」事業セグメントの営業収益は135億2,500万円(前年同期比11.8%減)、営業利益は38億4,300万円(同36.2%減)。

第2四半期決算(1-6月)セグメント別の状況(前年同期比)

第2四半期決算(1-6月)セグメント別の状況(前年同期比)

 「仮想通貨」事業セグメントでは、仮想通貨のボラティリティが高水準で推移したことから第2四半期に取引高が増加。さらに、前期から取り組んでいる収益性改善施策の効果もあり、仮想通貨事業の営業収益は20億4,000万円(前年同期比26.5%増)、営業利益は3億6,400万円(前年同期は2億5,800万円の営業損失)となった。

 一方、第2四半期連結会計期間(2019年4-6月)の決算サマリーを見ると、前四半期比(2019年1-3月)でいずれもプラスとなっている。

第2四半期決算(4-6月)サマリー(前四半期比)
第2四半期決算(4-6月)サマリー(前四半期比)

 「証券・FX」事業セグメントは前四半期比で増収・増益となった。店頭FXは、ビッグデータ解析などの改善施策の効果によって、収益率が過去最高水準に。また、「仮想通貨」事業セグメントの収益も大幅に増大。ボラティリティ回復にともない、6月の取引高が過去最高となっている。

第2四半期決算(4-6月) セグメント別の状況(前四半期比)

第2四半期決算(4-6月) セグメント別の状況(前四半期比)

 また、GMOフィナンシャルホールディングスの親会社であるGMOインターネットも、8月6日に決算発表を行った。同社は仮想通貨事業セグメントにおいて「マイニング」と「交換」の2つの事業を展開している。マイニング事業ではマイニングセンターの運営を行なっているが、現在、事業再構築の過渡期にあり、採掘能力を示す自社ハッシュレートが一時的に低下。同社のBTC採掘量が減少したため、第2四半期連結会計期間(2019年4月-6月)の売上高は6億1,300万円(前年同期比50.4%減)となった。

 一方の仮想通貨交換事業では、GMOインターネットの第2四半期連結会計期間(2019年4月-6月)の売上高は14億9,400万円(前年同期比5.3%増)。

 これによって、GMOインターネットの仮想通貨事業セグメントの売上高は21億800万円(前年同期比20.7%減)。営業利益は、通貨マイニング事業が事業再構築によるコスト削減効果によって黒字転換したことから6億7,800万円(同165.6%増)を記録し、過去最高の業績となった。しかし、再構築の遅れによる機会損失が痛恨だったとしている。

 

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