モットーは「手間をかけない投資」
はい、どうもこんにちは!
「20代怠け者」(@20sinvest)というペンネームでブログ・電子書籍などを執筆している「上本(うえもと)」と申します。ペンネームの通り、根が怠け者ですので、なるべくなら面倒事を避けて自由に暮らしていくことを目標にしています。
投資方針も同様に「日々、面倒にならない投資」「自動的・安定的な収入を挙げられる投資」をモットーにしています。その経験を活かして、2017年には『超ど素人がはじめる投資信託』(翔泳社)という、投資信託に関する入門書を出版し、多くの方に読んでいただきました。この「超ど素人」シリーズの著者3人で、はじめての投資について語り合った記事もあるので、そちらもぜひご覧ください。

投資信託についてわかりやすく解説している本です。
さて、投資信託も「日々、面倒にならない投資」という点で、誰にでもすすめられる優れた投資方法です。そんなぼくが現在、メインで投資しているのが「米国株」。
大きな金額ではありませんが、これまで投資を続ける中で、米国株のどんなところに魅力を感じ、何に注目しているのかを、ウェブ連載という形でご紹介することになりました。

僕自身の体験なども交えて説明していきますので、「米国株ってどんな感じで投資しているの?」と知りたい方は、ぜひともお付き合い、よろしくおねがいします!
株式投資の大本命は今も昔も「米国株」
さて、ぼくは現在、月6万円を米国株への積立投資に回しています。米国株の資産額としては、170万円ほどを保有・運用しています。投資信託のポートフォリオに組み込まれている米国株も含めるとだいたい260万円ほどを運用しているかたちですね。これら米国株からの配当金収入として、月平均だいたい5000円近くの不労所得を得ています。
最初は投資信託から始まった米国株への投資ですが、ぼくの投資先は次第に米国の個別株中心の投資にシフトしていきました。それには理由があります。それは、怠け者でも簡単・安全に投資できる環境が、米国株の市場では整っているからです。そのあたりをもう少し、詳しく見ていきましょう。
世界の株式時価総額のシェアを見ると、米国株が全体の約40~50%を占めてトップ。これを中国、日本、香港の各市場が7~8%台で追っていて、米国の株式市場の規模は圧倒的です。これは、世界中の人が米国株を中心に株式投資しているということの証拠だとも言えますね。
いま、この文章を書いている直近ではまさしく「米中の貿易摩擦・貿易戦争によって景気後退が始まるのでは?」……と言われていますが、それでも世界の経済の中心は今後もアメリカであり、株式投資の中心が米国株であることは揺るぎないだろうと考えています。
では、世界中の人がこぞって米国株に投資するのはなぜか。その理由をあらためて考えてみると、それは以下の2つに集約できるでしょう。
①成長性
②株主還元ファースト
続いては、これらを詳しく見ていきましょう。