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ドコモ、ユーザーの個人スコアを活用した融資プラットフォームを金融機関に提供

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2019/09/04 10:00

 NTTドコモは、金融機関がドコモの回線利用者向けに融資サービスを提供する仕組み「ドコモ レンディングプラットフォーム」の提供を開始した。

 NTTドコモ(以下、ドコモ)は、金融機関がドコモの回線を利用している人に向けて融資サービスを提供する仕組みとして、「ドコモ レンディングプラットフォーム」の提供を8月29日に開始した。

 このプラットフォームは、ドコモのビッグデータを活用した「ドコモスコアリング」の提供、スマートフォンアプリ「レンディングマネージャー」の提供、ドコモが提供する各種サービスとの連携という3つの特長がある。

 「ドコモスコアリング」は、ドコモの各種サービスの利用状況などのデータを解析し、自動的に算出した利用者ごとの信用スコアを金融機関の審査に活用できる仕組み。金融機関は、この信用スコアを活用した審査を行うことで、個々人の状況に合わせた適切な金利・貸出枠を設定することが可能になる。なお、この信用スコアは融資サービスを申し込む際、利用者の同意のもと算出され、手続きの中でのみ活用される。

 「レンディングマネージャー」は、融資サービスの利用者向けのスマートフォンアプリで、金融機関での借入から返済までのすべての手続きがこのアプリひとつで可能になる。また、利用者ごとの家計と借入状況を可視化し、最適な返済計画をアドバイスする。この返済計画のアドバイスは、マネーフォワードとの提携により実現している。

 また、このプラットフォームは、dアカウントやドコモ口座など、ドコモが提供するサービスと連携する。たとえば、ドコモのバーチャルウォレットサービスであるドコモ口座と連携し、金融機関が利用者のドコモ口座に融資金を24時間365日、いつでも入金することができるほか、融資金の出金にセブン銀行ATMを利用すると、ドコモ口座アプリを使っていつでも、スマートフォンひとつでスムーズに出金できる。

 「ドコモ レンディングプラットフォーム」を活用した融資サービスの第一弾として、新生銀行が8月29日から、ドコモの回線を利用している人向けの融資サービス「新生銀行スマートマネーレンディング」を開始した。

 ドコモは新生銀行と業務提携し、「新生銀行スマートマネーレンディング」の保証業務をスタート。「保証業務」とは、融資サービスの利用者と金融機関が契約を締結する際、保証会社が融資債務を保証することで、利用者の返済が滞った場合は、ドコモが利用者に代わって金融機関に返済する。

 利用者は「新生銀行スマートマネーレンディング」の申し込みと同時に、ドコモに対して保証委託の申し込みを行うことになる。申し込みのあと、ドコモが利用者の同意に基づいて「ドコモスコアリング」を活用した保証審査を行う。

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