MONEYzine(マネージン)

テーマ別に探す

消費税増税の最大の不安は「日々の支出がどれくらい増えるのかわからないこと」

  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2019/09/05 08:00

 家計簿サービスを提供するZaimが行ったユーザー調査で、消費税増税に関して最も不安に感じていることは「日々の支出がどれくらい増えるのかわからない」ことだった。

 個人向け家計サービス「Zaim」を運営するZaimは、消費税増税を前に全国のユーザー(10〜60歳代以上の男⼥1,207名)を対象に実態調査を行った。調査期間は、2019年8月20日〜8月22日。調査方法はインターネット調査。

 その結果、増税に対して不安を感じている人は全体の約8割を占めた。理由は「日々の支出がどれくらい増えるかわからないから」が62.6%で最も多く、次いで「日々の買い物に制限が出てきそうだから」(53.7%)、「自分の趣味や旅行など余暇を楽しむゆとりが減りそう」(53.6%)が上位に挙がっている。「不安に感じていない」とした利用者も「個人で対策できることがない」という回答が半数を超えた。

 飲食料品や定期購読の新聞などを対象に増税の経過措置として導入される軽減税率については、認知率は8割を超えたものの、その導入について肯定的な意見は26.7%にとどまった。理由としては「課税の仕組みが複雑になる」「生活必需品は多くあり、対象の選択に違和感を覚える」「手間ばかり増えて本当の意味での負担が減るように感じられないから」などの意見があった。

 増税にあたり生活の中で見直すことはあるかという質問では、「普段の買い物でも出費を抑えられるようにしたい」が52.2%でトップ。その他「外食を控えたい」(37.3%)、「大型の買い物を増税前に済ませたい」(37.0%)など、購入するものが軽減税率の対象であるかどうかによって消費行動の変化につながりそうだ。また、「サブスクリプションサービスなどの固定費を見直したい」(16.5%)という声もあった。一方「特に変える予定はない」と言う回答は21.7%だった。

 増税にあわせて導入されるキャッシュレス決済時のポイント還元制度については、認知率はおよそ7割。今後、積極的にキャッシュレス決済を利用したい人は8割を超えている。

 Zaimはこれまで、家計簿・家族構成情報と連動して受給可能性のある給付金を自動抽出できる「わたしの給付金」や、家計簿から控除できる医療費を抽出する「わたしの医療費」などの機能を提供してきた。

 今回、Zaimは、過去の家計簿データを反映し増税後の実質負担を診断する「消費税シミュレーター」機能を正式公開。「Zaim」に記録済みの家計簿データを任意で選択すると、増税後の影響金額をシミュレーションし、日々の具体的な対策をシンプルな言葉でアドバイスしてくれる。利用履歴がない場合もおよそ1か月の支出額を画面で入力すると診断機能を利用できる。

【編集部より、社名の修正について】
本記事冒頭の調査主体企業の社名に誤りがあり、以下のように修正しました。

公開当時(2019年9月5日):Ziam
修正後(2019年9月10日):Zaim

【関連記事】
消費税増税への対策1位は「自炊・内食」、20代・30代女性を中心に「節約」と「稼ぐ」意識が高まる
家計簿ユーザーがデータ連携しているもの1位「銀行口座」、連携のメリット「家計を振り返る機会が増えた」
家計簿サービスを利用するシニア世代、3年で約2倍に【マネーフォワード調査】

【編集部より、出典情報の修正について】
本記事の公開後、2019年7月9日に「図1 CEO報酬中央値の5か国比較(2018年度)」の出典情報を以下のように修正しました。

◎公開当時(2019年6月26日)
ドイツ:CAC40のうち、売上が1兆円以上の企業25社/
フランス:DAX30のうち、売上が1兆円以上の企業25社/

◎修正後(2019年7月9日)
ドイツ:DAX30のうち、売上が1兆円以上の企業25社/
フランス: CAC40のうち、売上が1兆円以上の企業35社/
※2019年7月9日の修正時点では、「DAX」となっていましたが7月10日に「DAX30」と訂正しました。
  • ブックマーク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連リンク


All contents copyright © 2007-2019 Shoeisha Co., Ltd. All rights reserved. ver.1.5