デジタルレンディングは、融資の手続きの多くをオンライン化することで、与信に関する事務処理やコミュニケーションといったコストを削減し、顧客に最適かつ迅速にローンを提供することができる。
インドでは、伝統的なバンキングシステムから十分に融資を受けられていない中小零細企業や個人顧客の資金需要に対応したデジタルレンディング市場が急成長しており、向こう5年間で1兆ドル(約108兆円)を超えることが見込まれている。
クレディセゾンは、2018年6月にインドに「Kisetsu Saison Finance (India) Private Limited」を設立し、事業開始に向け準備を進めていたが、今回インド準備銀行から事業開始に必要となるライセンスの認可を取得した。
Kisetsu Saisonは、インドですでに多くの顧客接点を持ち、レンディングノウハウを保有するスタートアップ企業との提携を通じて、幅広い領域での迅速な事業展開を目指す。
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