米国株に投資するとき、「投資信託」と「個別株」どっちがいい?
どうもこんにちは! 上本(20代怠け者)です!
さっそくですが、皆さんは「米国株に投資してみたい!」となった場合、どの方法で投資をするのがいいと思いますか?
誰でも気軽にできる投資方法としては、以下の2種類があります。主なネット証券であれば、以下の2つの方法を選択可能です。
・米国株の「投資信託」を購入する
・米国株の「個別株」を購入する
上記のどちらも、投資対象が「米国株」マーケットであることは同じです。投資対象が同じなら、値動きも同じ動きをします。
たとえば、米国株の代表的な株価指数に「S&P 500」があります。ここで、S&P 500をベンチマークとする投資信託と、同じくS&P 500をベンチマークとするETF(上場投資信託)の1年チャートを見てみましょう。S&P 500をベンチマークとするということは、S&P 500が対象としている米国株式に投資していることになります。
例として取り上げた投資信託は「eMAXIS Slim米国株式(S&P 500)」、ETFは「バンガード・S&P500 ETF(VOO)」です。同じような値動きをしていることがわかりますね。

(出所:三菱UFJ国際投信)

(出所:バンガード 2019年10月28日時点)
どちらも投資対象は同じ米国株なので、投資信託と個別株は「投資方法の違い」と言えます。
ぼくは「両方」に投資している
さて現在、ぼくは投資信託と個別株の両方を保有しています。ぼくはもともと2010年頃から投資信託への積立をメインにしていましたが、近年は米国株の個別株投資へシフトしています。
この両方の方法で米国株に投資・保有してみてわかったことは、投資対象が同じでも目的がまったく異なる、ということです。
皆さんが投資するそもそもの理由・目的はなんでしょうか?
・老後の備えのため?
・毎月の収入額を増やすため?
・結婚やマイホーム購入などのためにお金を増やしていくため?
・不労所得を得て、働かずに暮らせるようにするため?
上記のいずれかという人もいれば、まったく異なる理由を持つ人もいるでしょう。皆さんが投資をする理由次第で、投資信託か個別株のどちらで投資すべきかが決まるのです。続いては、この2つの金融商品の違いについて詳しく見ていきたいと思います。