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非常食は消費しながら備蓄、「カップヌードルローリングストックセット」など3つの新商品

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2019/11/03 11:00

 災害時の食料となる「非常食」は、気がつけば賞味期限切れとなってしまうことも多い。そこで最近は非常食において「ローリングストック」という考え方が支持されている。これは平常時にも非常食を利用して、使った分だけ買い足していくというものだ。これなら普段から非常食への意識も高くなり、取り出したら期限切れといった事態も回避できる。

 いち早くローリングストックの考え方を取り入れた商品が、杉田エース(本社:東京都墨田区)の「IZAMESHI(イザメシ)」。消費しながら備蓄する「食べる長期保存食」として2014年に登場し、水なしですぐに食べられたり、水やお湯を注いで食べられるものなど豊富な種類がそろっている。その新作が、開封するだけですぐに食べられる缶詰タイプの「IZAMESHI CAN(イザメシ・カン)」。種類は「小豆が入った雑穀玄米ごはん(170グラム入)」など、全部で3つのご飯ものと「花山椒香る麻婆豆腐(80グラム入り)」を含め、おかずが6種。価格はご飯がすべて410円、おかずは486円(ともに税込)。

「IZAMESHI CAN」の賞味期限は製造日から3年
「IZAMESHI CAN」の賞味期限は製造日から3年

 防災セット内の「食品だけ」を定期的に交換するサービスも盛んになってきた。日清食品(東京本社:東京都新宿区、大阪本社:大阪府大阪市)の「カップヌードルローリングストックセット」は専用ボックスに、カップ麺&カップライスが9食、カセットコンロ、カセットガス、水、手鍋など調理して食べるまでのすべてをコンパクトにセットしたもので、料金は1万3,000円(税別)。そこにプラス2,000円(税別、サブスプリクション方式)で、3か月ごとに入れ替え用として9食分が届く。入れ替え用は、13種類から好みの9品を選ぶことが可能だ。

「カップヌードル ローリングストックセット」は、自然災害などで電気、ガス、水道が使えない万一の状況でも温かい「カップヌードル」を食べることができる

「カップヌードル ローリングストックセット」は、自然災害などで電気、ガス、水道が使えない
万一の状況でも温かい「カップヌードル」を食べることができる

 一方、賞味期限の迫った非常食を使ったユニークな試みもある。洋食とワインのお店、土筆苑(兵庫県西宮市)では、賞味期限間近の非常食をほかの食材と合わせて、洋食メニューに仕上げる「非常洋食」を提供している。ご飯などはもちろん、普通に食べると持て余し気味となりがちなカンパンやようかんなども、絶品の一皿にアレンジしてくれる。価格はメインディッシュが1,070円、デザートが131円(ともに税別)。実施は17時からのディナータイムのみ(要予約)。ここで味わった料理を自宅で再現してみると、非常食の魅力を家族で体験できそうだ。

 一度買ったら放置してきた非常食。自然災害が多く発生した今年、防災対策を検討する際に、非常食の見直しも家族で話し合っておきたいものだ。

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