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ドコモ、1時間前の人口が10分ごとにわかる「国内人口分布統計」を提供

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2019/12/10 10:00

 ドコモは、提供中のモバイル空間統計のラインナップのひとつとして「国内人口分布統計(リアルタイム版)」を2020年1月22日から提供を開始する。

 モバイル空間統計は、ドコモの携帯電話ネットワークの仕組みをもとに作成される統計情報を提供するサービス。「人口分布統計(特定エリアにおける1時間ごとの平均人口を統計化)」と「人口動態統計(特定地点間の移動量を統計化)」の2つのサービスで構成され、それぞれ「国内居住者」と「訪日外国人」のデータを分析することができる。

 新サービスでは、「人口分布統計の国内居住者」の分析結果の提供時間を短縮し、「国内人口分布統計(リアルタイム版)」として提供。従来は、最短2日前の人口分布を性別・年代別・居住地別で1時間ごとに提供していたが、新サービスでは最短1時間前の情報を10分ごとに提供する。

 ドコモはまた、NTT持株研究所が開発した日本全国の人口を可視化するシステムもあわせて提供。全国の1辺500mメッシュごとに、性別、年代、居住地を自由に選択して人口分布をスムーズに表示することができる。

 これによって、広域の鉄道障害による駅周辺の混雑状況の把握や、オーバーツーリズムによる過密な観光エリアの発見、イベントでの局所的な人口増加に伴う危険エリアを把握することが可能になる。

 同サービスが提供するのは、ドコモの携帯電話サービス(2019年3月末時点で約7,800万台)をユーザーに提供する過程で必要となる位置データや属性データなどの運用データを統計処理した人口の推計値であり、顧客個人を特定できない統計情報。法人名義の運用データなどは除去して推計している。

 また、このサービスは既存のモバイル空間統計ガイドラインに沿って作成された集団の人数のみを表す人口統計情報であるため、利用者個人を特定することはできないとしている。

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