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年末年始に海外旅行に行く人は過去最高に、平均費用は前年比1.0%減の20万2,000円

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2019/12/14 13:00

 年末年始の旅行動向は、国内・海外ともに平均費用が前年を下回って推移しているものの、海外旅行は過去最高の人数を更新する見込みだ。

 JTBは年末年始(12月23日から1月3日)に1泊以上の旅行に出かける人の旅行動向の見通しをまとめ、その結果を12月4日に発表した。

 調査では旅行動向アンケート、経済指標、業界動向や航空会社の予約状況、JTBグループの販売状況などから推計した。旅行動向アンケートは11月5日と6日に、15歳以上79歳までの男女を対象に実施。事前調査では2万名、本調査では年末年始に旅行に行くと回答した1,074名から回答を得ている。

 今年の年末年始は12月23日が祝日ではなくなったためクリスマス3連休はないものの、12月27日を仕事納めとすると、12月28日から1月5日までの9連休が可能な日並びになる。そんな中、年末年始の旅行動向は、国内旅行人数は前年比2.1%減の2,926万6,000人に落ち込むものの、海外旅行人数は同0.3%増の76万2,000人で過去最高となる見通しだ。

 旅行費用については、国内旅行の平均費用は景気の動向や所得の伸び悩みなどから、前年比5.9%減の3万2,000円となる見通しだ。旅行動向アンケートによると、「家族連れ」が全体の65.2%を占め、「夫婦のみ」が増加したもののその他は減少した。利用宿泊施設は「ホテル」が前年比3.8ポイント増の36.0%、「夫や妻の実家」が同1.3ポイント増の27.9%などとなった。

 海外旅行の平均費用は前年比1.0%減の20万2,000円となる見通し。全体的に旅行に関する出費を控える傾向がみられるほか、燃油サーチャージが昨年より低くなっていることから平均費用が減少した。為替レートが昨年の同時期よりやや円高傾向にあることも影響しているようだ。

 一方、日本旅行は年末年始の予約状況から人気の方面や旅行動向をまとめ、その結果を12月3日に発表した。

 国内旅行では、都道府県別人気ランキング(宿泊者数)トップは「千葉県」で、以下、「東京都」「大阪府」「北海道」「沖縄県」となり、順位はいずれも昨年と同じだった。人気上昇ランキング(宿泊者数の前年同期比)は、皇室ゆかりの出雲大社がある「島根県」がトップで、「鹿児島県」「福岡県」「宮城県」「新潟県」の順で続いた。「福岡県」は令和ゆかりの地として話題の坂本八幡宮がある。

 海外旅行では、人気ランキング(旅行者数)は昨年2位だった「台湾」がトップ。以下、「グアム(昨年1位)」「ベトナム(同5位)」「イタリア(同7位)」「シンガポール・マレーシア(同6位)」が続いた。昨年3位の「韓国」は10位となった。

 人気上昇(人員の前年同期比)ランキングは「ハワイ」がトップで、「イタリア」「ベトナム」「シンガポール・マレーシア」「台湾」が続いた。ベトナムは関西国際空港から12月29日出発のチャーター便が設定され、移動しやすいことから人気が集まっている。また、ヨーロッパ全体では9連休効果もあり、前年同期比30%増で人気となっている。

 今年の年末年始は旅行費用を抑える傾向も見られるが、9連休の効果もあり、海外旅行を中心に多くの人が旅行を計画しているようだ。

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