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Nayuta、スマホでビットコインのフルノードが動かせるライトニングウォレット、SPVモード併用も

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2019/12/17 08:00

 福岡を拠点とするNayutaは12月9日、「ビットコインフルノード・SPV(Simplified Payment Verification)モード」のハイブリッドモードを搭載したライトニングウォレットのソースコードをGithubで公開した。

 通常、フルノードは高性能のCPUや広い帯域幅、大量のストレージを必要とするためPCで動かすことになるが、最近ではスマートフォンで動かすアイデアが出てきた。たとえば、GreenAddressが開発している「ABCore」はBitcoin Coreを簡単に実行できるAndroidアプリ。さらにHTCは最近「Exodus 1s」というフルノードを動かせるスマートフォンを発表した。

 このフルノードを搭載する動きを加速し、より広くビットコインやライトニングネットワークコミュニティに貢献するため、Nayutaは「Nayuta Wallet」を実装し、そのコードを公開した。Nayuta WalletはAndroidにABCore式の「フルノード・SPVモード」を導入した初のライトニングウォレットだとしている。

 Nayuta WalletはLNDで実装。まだ オープンベータ版であり、資金を失う可能性があるため、Nayutaは失っても問題のない少額での利用を推奨している。Nayuta Walletは多くの標準的なAndroidで使用でき、Nayuta Walletアプリを導入するだけで、スムーズにフルノードやライトニングネットワークを使い始めることができる。

 Nayuta Walletのフルノード設定では、フルノードはもちろんすべてのブロックを検証(fully validating node)するが、ストレージを節約するためにトランザクション履歴は剪定される(pruned node)。トランザクション履歴の一部しか保持しないため、ユーザーは基本的に追加のSD cardを必要としない。

 一般的なユーザーは、利便性や簡易性のために多くの場合、SPVウォレットとして使用するかもしれないが、ユーザーがコントロール性や主権性を望んだ際には、フルノードを使うようウォレットを切り替えることができる。

 さらに、ユーザーが双方を両立して使用する設定ができるハイブリッドモードもある。このモードでは、たとえばユーザーが外出している時は簡易性や利便性のためにSPVモードでウォレットを使用し、フルノードはブロックを検証するようそのバックグラウンドで定期的に動く形になる。

 このフルノードが検証する行為は、バッテリーの寿命とモバイルデータを節約するため端末がWi-Fiに接続され充電している時にのみ、実行されるよう設定されている。

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