伊藤忠商事は、事業者が抱える個人向け信用リスク保証事業を展開するGardia(ガルディア)の発行済株式の90%を取得し、連結子会社化する。ガルディアの発行済み株式の90%を、フリークアウト・ホールディングスが伊藤忠商事に譲渡することで合意した。
ガルディアは2017年に創業し、主に飲食店や宿泊施設における「予約の無断キャンセル(No Show)」に対するリスク保証や、サブスクリプション型サービス提供事業者へのリスク保証サービス、プリペイドカード事業者などに対して保証付き後払い決済を行うサービスなどを提供。設立2期目で売上高10億円超を達成している。
フリークアウトが2018年12月に伊藤忠商事と資本業務提携を実現したことをきっかけに、ガルディアは伊藤忠商事とマーケットイン型ビジネスで協業を進めていた。
伊藤忠商事はガルディアの連結子会社化によって、個人向けリスク保証事業に参入。ガルディアを通じてリテール保証の品質向上と事業拡大に取り組む。
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