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SBIと中国平安が合弁会社、中国フィンテックで地域金融機関を活性化

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2019/12/20 09:00

平安グループのフィンテックを担うOneConnect

 SBIホールディングスは、中国のPing An Insurance (Group) Company of China, Ltd(以下、平安グループ)の完全子会社であるAn ke Technology Co., LTD.、および平安グループの子会社OneConnect Financial Technology Co., Ltd(以下、OneConnect)と共同でSBI OneConnect Japan株式会社を設立。日本での事業展開を開始した。出資構成は、SBIグループが60%、平安グループが40%(うちOneConnect 31%)。

 平安グループは銀行・保険・投資など金融事業を中心に、消費者の生活に密着するヘルスケア、カーライフ、不動産等の事業も手掛けており、生活サービスから蓄積した膨大なデータと人工知能(AI)などフィンテックを核に先端技術を融合させてイノベーションを実現している世界最大級の金融グループ。

 OneConnectは平安グループの1社として、銀行・保険・投資の領域で同事業者向けにモバイル、オンラインで個人・中小企業・金融機関と取引を可能とするフィンテックサービスプラットフォームとツールを展開し、金融エコシステムを構築している。

 OneConnectのフィンテックサービスプラットフォームは、サービスリリースから3年あまりで618の銀行と84の保険会社を含む3,700を超える金融機関等にソリューションを展開。中国国内の商業銀行をはじめとした銀行の99%、保険会社の46%をカバーしている。

中国フィンテックを日本でSaaSとして日本で展開

 SBIグループでは現在、地域金融機関に経営資源を提供し、活性化させるために、様々な取り組みを進めている。今回の合弁会社設立は、こうした取り組みの一環として行うもの。平安グループのOneConnectのフィンテックプラットフォームを日本の地域金融機関向けにローカライズし、ソリューションを展開する。

 合弁会社であるSBI OneConnect Japanは、OneConnectのフィンテックサービスプラットフォームのアーキテクチャを踏襲し、日本における各種法令や規制への準拠、顧客の情報保護を重視したフィンテックサービスプラットフォームを日本国内に構築。フロントからバックエンドまで一気通貫したフィンテックサービスを、日本国内のクラウド上でSaaSとして展開し、銀行・保険・証券など日本の金融機関向けに提供する。

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