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VisaがPlaid買収、米国で銀行口座保有者の4人に1人が利用するベンリな金融サービスとは?

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2020/01/15 08:00

 複数の銀行に口座を持つ人は、どうしたらベンリに自分の財務状況を把握できるのだろうか。その解決策を提供するフィンテック企業PlaidをVisaが買収する。  

 Visaは1月14日、Plaidの買収について最終的な合意に達したと発表した。買収額は53億ドル。

 Plaidは、消費者、金融機関、開発者をつなぐ技術的なインフラとなるAPI群を構築。同社サービスの料金体系(米国とカナダの機関向け)を見ると、テスト用に無料で使える「Free」、従量課金型の「LAUNCH」、定額料金が月額500ドル以上からの「$500+/month」の3種類があり、それぞれカバーしているデータ取得の範囲が異なっている。

 現在、米国の銀行口座を持つ人の4人に1人が同社のサービスを使用し、1万1,000社以上の金融機関とつながっている。複数の金融機関に口座を持っている個人であれば、Plaid搭載のアプリを使うことによって、複数の銀行と接続し、自身のお金のやりとりを24か月分の履歴をもとに分類して、把握することができる。これによって、支払いに必要な残高の不足を防いだり、節約などに役立てることができる。

 また、お金を借りる際に発生する面倒なプロセスを簡略化し、よりスマートなローン体験を提供する一方、貸し手も銀行のデータにアクセスし、借り手の状況を把握したうえで融資を行なうことができる。

 口座のある銀行が複数ある場合、そのすべての銀行のアプリをインストールして使い分けることは現実的ではない。Plaidは、Acorns、Betterment、Chime、Transferwise、Venmoをはじめとする数多くのアプリや金融サービスとの情報のやりとりを可能にする。Plaidがもたらす金融情報のスムースなやりとりは、消費者がフィンテックの利便性を享受するうえでますます重要となっている。

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