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老後の備え「対策していない」57.6%、ビジネスパーソンの17.4%が貯蓄ゼロという結果も

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2020/01/25 13:00

 老後の不安を解消するため、貯蓄は有効な手段のひとつになるものの、計画的に貯蓄ができている人は一部にとどまっているようだ。

 セコム株式会社は、20歳以上の男女500名を対象に「老後の不安に関する意識調査」を実施し、その結果を2019年12月18日に発表した。調査期間は2019年10月25日から27日。

 調査対象者のうち、老後に不安を感じている436名に、不安に感じている内容を具体的に聞くと、「病気やケガなどの健康不安」72.2%、「経済的な負担に関する不安」71.8%、「介護に関する不安」52.8%が上位にランクインした。また、最も不安を感じることを選んでもらうと「経済的な負担に関する不安」が47.0%で最も多くなり、「病気やケガなどの健康不安」32.8%や「介護に関する不安」6.4%を上回った。

 続いて老後に備えた対策の有無を聞くと、半数を超える57.6%が「対策をしていない」と回答。対策をしていると回答した212名にその内容を聞くと、「貯蓄する」と「定期的な健康診断や人間ドックを受診する」が54.2%で最も多かった。対策をしていないと回答した288名にその理由を聞くと、「具体的にどのような対策をすればよいかわからない」が57.6%で最も多く、「費用がかかるから」26.4%と「社会情勢がどうなっているかわからない」22.2%が続いた。

 一方、株式会社じぶん銀行は、20代から40代のビジネスパーソン男女500名を対象に「資産運用に関するアンケート」を実施し、その結果を1月15日に発表した。調査期間は2019年12月17日から20日。

 現在の貯蓄額を聞いたところ、「貯蓄ゼロ」と回答した人が17.4%。また、「10万円以上50万円未満」が14.4%、「50万円以上100万円未満」が9.4%、「100万円以上200万円未満」が10.5%などとなり、上手に貯蓄ができていない人も多かった。

 続いて、今年1年間で目標とする貯蓄額を聞くと、最も多かったのは「100万円以上200万円未満」で、「50万円以上100万円未満」と「10万円以上50万円未満」が続いた。

 貯蓄の理由を複数回答で聞くと、最も多かったのは「老後資金」の47.4%で、以下、「旅行」「趣味」「けがや病気の備え」などが続いた。

 多くの人が老後に不安を抱き、そのための備えとして貯蓄を心がけているものの、計画的に貯蓄ができている人は一部にとどまっているようだ。

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