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QR・バーコード決済の利用率上昇、「使ってみると便利だった」89.6%

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2020/02/01 12:00

 消費税率引き上げを機にキャッシュレス決済の利用頻度が増えており、利用者の多くが使い勝手の良さ、お得感を感じているようだ。

 株式会社J.D. パワー ジャパンは20代から60代の男女400名を対象に「2019年を振り返る お金にまつわるアンケート調査」を実施し、その調査結果を1月17日に発表した。調査時期は2019年12月。

 1か月以内に利用したキャッシュレス決済方法について該当するものを聞くと、クレジットカードが76%で最も多かった。以下、「電子マネー」57%、「QR・バーコード決済サービス」41%、「デビットカード」8%が続き、8月の消費税率引き上げ前の8月に実施した前回調査と順位は同じだった。しかし、利用率については「QR・バーコード決済サービス」が8月の24%から17ポイント増加する一方、「電子マネー」は同64%から7ポイント減少するなど変化があった。

 続いて、スマホ決済の利用実態について調査すると、50%が「1か月以内にスマホ決済を利用した」と回答し、さらに、1か月以内に利用を始めた人の36%が、消費税率引き上げ後から利用を始めていた。また、消費税率引き上げ前からスマホ決済を利用していた人の51%が「消費税率引き上げ後に利用頻度が増えた」と回答し、「変わらない」の48%を上回った。

 スマホ決済のイメージについて複数回答で聞くと、8月の調査では「不正利用される不安がある」「個人情報漏洩の不安がある」「ポイント還元や割引クーポンでお得になる」がトップ3となり、ネガティブなイメージが上位に入った。しかし、12月の調査では「ポイント還元や割引クーポンでお得になる」「不正利用される不安がある」「支払いが素早くなる」の順となり、お得感や利便性の良さといったポジティブなイメージが上位にランクインした。

 一方、株式会社ジェーシービーは2019年12月9日から11日にかけて、キャッシュレス・消費者還元事業の対象店舗で、キャッシュレス決済を利用したことがある全国の20歳から69歳の男女を対象に「キャッシュレス・消費者還元事業に関する調査 2019」を実施。有効回答1,000件をまとめて発表した。

 キャッシュレス決済をしていて感じることを複数回答で聞くと、「キャッシュレス決済対応のお店が増えた」54.5%、「少額でも気にせず使える」40.4%、「ポイントがよく貯まる」36.4%、「会計がスピーディー」29.6%、「周囲に使う人が増えた」28.7%の順となった。

 2019年10月以降からキャッシュレス決済利用の利用を始めた新規利用者135名に限定し、キャッシュレス決済に対する考えについて聞くと、89.6%が「使ってみると便利だった」(非常にそう思う32.6% ややそう思う57.0%)と回答したほか、71.9%が「もっと早く使っておけばよかった」(非常にそう思う23.0% ややそう思う48.9%)と回答した。

 現金決済が主流の日本で、キャッシュレス決済は着実に利用を広げているようだ。

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