オンライン家計簿サービスを運営するZaimは、3月6日、トイレットペーパーなどの日用品の購入サイクルを家計簿から自動算出できる「Zaim 消耗品購入タイマー」を公開した。

この機能は、ティッシュペーパーなど、日常定期的に消耗する商品の次回購入の目安日を家計簿記録から自動算出。利用者が記録した過去の家計簿から、次回購入の目安予定日を提示し、買い漏れや買い過ぎを防止するというもの。また、利用者が何日単位で商品購入をしているか、購入サイクルも算出することができるため、ネットショッピングなどの定期購入設定などにも活用できる。
この機能は、2020年4月までの特別公開となり、利用状況や要望などをふまえて継続有無を判断する予定だ。
Zaimが購買データの解析を行った結果、トイレットペーパーは一人暮らしは53日ごと、四人家族は40日ごとなど、世帯構成により購買の頻度や金額の具体的傾向差を確認したという。同社が発表した、「トイレットペーパー」「ティッシュペーパー」「ハンドソープ」の購入サイクル平均値は以下のとおり。
●トイレットペーパー
・単身 53 日/回
・二人暮らし 43 日/回
・三人世帯 42 日/回
・四人世帯 40 日/回
・五人以上 38 日/回
●ティッシュペーパー
・単身 46 日/回
・二人暮らし 42 日/回
・三人世帯 40 日/回
・四人世帯 39 日/回
・五人以上 37 日/回
●ハンドソープ
・単身 55 日/回
・二人暮らし 51 日/回
・三人世帯 49 日/回
・四人世帯 49 日/回
・五人以上 50 日/回
「いや、うちは3人家族だけど1週間おきに買ってるよ」「トイレットペーパーが12ロール入りかどうかでも違うのでは?」と思う人もいるかもしれない。上記は平均値であり、今回の新機能はユーザーごとのサイクルを算出してくれるため、Zaimユーザーは平均値と自分の値の違いを確かめてみることもできるだろう。
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