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野村総研、ブロックチェーンを活用した「デジタルアセット債」「デジタル債」発行

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2020/03/31 09:00

 野村総合研究所(NRI)は、第1回および第2回無担保社債(社債間限定同順位特約付及び分割制限付少人数私募)を3月30日に発行した。この社債は、ブロックチェーン基盤を活用した社債原簿の管理と、従来型の社債では困難だった、発行者による社債権者の継続的な把握ができることが特徴となっている。

 日本初の取組みとして、第1回無担保社債(「デジタルアセット債」)は、社債発行手続きの一部を電子化するために開発されたアプリを利用した自己募集形態を採用し、かつ、利息の支払いに代えてデジタルアセットを投資家に付与する。また、社債原簿と利息(デジタルアセット)について、ブロックチェーン技術を活用して管理し、事務負担の簡素化を図っている。

 第2回無担保社債(「デジタル債」)は証券引受形態を採用し、かつ、利息を金銭のみとする。第1回無担保社債(自己募集形態)と同様にブロックチェーン技術を活用して社債原簿の管理を行うとともに、従来型の社債と同様に流通市場を確保しつつ、従来型の社債では困難だった社債権者の継続的な把握などを可能にしている。

 この社債の発行は、昨年9月に野村ホールディングスとNRIとで設立した、ブロックチェーン技術を活用した有価証券等の権利を交換する基盤の開発・提供を行う合弁会社BOOSTRYと、野村證券、野村信託銀行、NRIの4社が共同で取り組むもの。

 4社は将来的にさらに多様なリターンを付与した社債を発行する端緒とするとともに、社債権者の継続的な把握を通じた長期保有のインセンティブ付けなど、今後の発展的な活用の可能性についても確認を行うとしている。

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