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コロナの影響1位は「家族を大切にしたい」、新たな「インドア消費」も【中国生活者の意識調査】

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2020/04/17 08:00

 上海の博報堂生活綜研は、中国の生活者を対象に「新型コロナウイルス流行による生活者意識調査」を実施した。

 上海を拠点とする博報堂生活綜研は「新型コロナウイルス流行による生活者意識調査」として、中国の生活者の意識・行動に関する調査・研究を2月24日~3月4日に実施した。

 「新型コロナウイルス流行」の影響によって、自分自身が新しく始めた生活習慣や行動はあるかをたずねたところ、最も多かったのは「家族を大切にしたいと思うようになった」(74%)で、健康への意識の高まりがそれに続いて2、3位を占めた。

 「将来の生活に対して漠然とした不安を感じるようになった」(35.8%)や「今の生活に物足りなさを感じるようになった」(30.9%)といったネガティブな回答もあったが、「自分の生活の在り方を見直したいと思うようになった」(57.2%)といった前向きな回答が上回っている。

 また、外食できない期間が長期化するなか、食事や在宅時の時間の過ごし方にも変化が見られた。「自宅での料理方法やメニューを工夫するようになった」(57.4%)と回答した人が「冷凍食品などの即食を利用する機会が増えた」と回答した人(28.1%)を大きく上回っている。

 また、「家の外より、中でできるレジャーの利用機会が増えた」(63.4%)、「オンラインスーパーを利用する機会が増えた」(56.2%)、「ECを利用する機会が増えた」(54.6%)といった回答が上位を占め、新たなインドア消費が生まれている。その一方で、「デリバリー利用が増えた」との回答は31.7%に留まった。

 また、「買い物をするときはできるだけ節約したいと思うようになった」(49.2%)、「衝動買いすることが少なくなった」(45.1%)、「買い物をする時は時間をかけて選ぶようになった」(41.1%)と、慎重な消費姿勢が強まっている。

 情報に関する意識や行動の変化では、「スマホを見る時間が増えた」と回答した人が69.7%で、それにより50.8%の人が「SNSの他の人の投稿をよく見るようになった」と回答している。

 オンライン/アプリサービス利用の変化では、「ショート動画」(53.4%)、「ネットショッピング」(51.5%)、「O2Oサービス」(50.5%)の利用が増加したという回答が上位を占めた。

【調査概要】
調査企画:新型コロナウイルス影響把握調査(2020年2月)
調査手法:インターネット調査
対象地域:一級都市(北京、上海、広州、深圳)
準1級都市(天津、青島、南京、蘇州、杭州、鄭州、武漢、長沙、東莞、成都、重慶、西安)
対象者:20歳~59歳の男女 1440人
実査時期:2019年2月24日~3月4日

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