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コロナの影響で増えたのは「食費」、これからの家計で気を付けたいポイントとは?

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2020/04/22 09:00

 新型コロナウイルスは、収入減少だけでなく、在宅勤務や休校など生活のあり方にも大きな影響を与えている。こうした変化に家計はどう対応すればよいのか。スマートアイデアの調査レポートを見てみよう。

 家計簿アプリ「おカネレコ」を提供するスマートアイデアは、新型コロナウイルス感染拡大によって、お金の使い方に関する意識変化・実態を把握するため、ユーザー2,422名に対して「家計に関する意識調査」を実施した。調査期間は2020年3月19日~2020年3月27日。

 コロナウイルスの影響により増えた出費について質問したところ、「食費」が53.9%で最も多く、「日用品」30.4%、「医薬品」6.4%が続いた。「食費」が増えたと回答した割合が最も高いのは「40代」の63.3%。学校が休校になったことなどから、自宅で食事をする機会が増えたことも影響しているようだ。

 調査が行われたのは3月。春休み・お花見行楽シーズンであったが、コロナウイルスの影響で外出自粛やイベント等の中止が相次いだこともあり、出費が減った項目の上位は「交際費」46.2%、「交通費・旅費」29.6%。「交際費」が減ったと回答した割合が最も高かったのは「30代」の50.4%。「その他」の自由回答には、外食費やレジャー代、趣味・習い事代などの回答が多くなっている。

 コロナウィルスの影響によって収入が減ったと答えた人は、全体では17.4%。その平均金額は60,052円だった。職業別に見ると「自営業」で回答者の54.3%が「収入が減った」と回答している。減った金額が最も高かったのは「会社員・役員」の99,246円。

 この調査結果について、消費経済ジャーナリストの松崎のり子氏は、「食費」や「日用品」のほか、在宅率が上がることにより、今後は水道光熱費もじわじわ上がり、宅配・デリバリーに使うお金も増加する可能性があると指摘。逆に、交際費やレジャー費は大きく減っているため、「費目」ごとの見直しというよりも「家計全体」をどう配分し直すかという視点が大事だとしている。

 その対策として、新たに「ストック用」「宅配用」「テレワーク経費」などの項目を作って管理する方法を紹介。また、コロナの影響が長引くと、さらなる収入減もあり得ることから、レジャーや旅行の中止などで浮いたお金は使ってしまわずに、「予備費」としてキープすることをすすめている。

【調査概要】
調査対象:家計簿アプリ「おカネレコ」「おカネレコプラス」ユーザーのうち、全国10代~70代の男女
調査方法:WEBアンケート方式
調査期間:2020年3月19日(木)~2020年3月27日(金)
有効回答数:2,422名

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