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テレワークでVPN需要が急増、IIJでは申込デバイス数が月平均の9倍に

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2020/04/27 08:00

 快適なテレワークに欠かせないのが、安全で高品質なインターネット接続環境だ。IIJの発表によると、企業のVPN需要が緊急事態宣言の発令後、急増しているという。

 インターネット接続サービスを提供するインターネットイニシアティブ(IIJ)が4月23日に発表したところによると、政府が緊急事態宣言を発令し、新型コロナウイルスの感染拡大対策として企業にテレワークの実施を推奨する中で、リモートアクセス関連サービスへの需要が急増している。

 高い通信品質で快適にテレワークしたいというニーズが強いことから、同社が提供するVPN(Virtual Private Network、仮想閉域網)サービス「IIJ フレックスモビリティサービス」は、4月20日時点の契約デバイス数累計が5万台超となり、2月末時点と比較しておよそ2.5倍。3月に申し込みがあったデバイス数は、前月までの月平均の申し込み数と比較して約9倍に増えている。

 同時に、同サービスのトラフィックも、2月後半から、3月、4月と、倍増するペースでピークが増えており、企業におけるテレワークの導入が急速に進んでいると推測される。緊急事態宣言の対象地域が全国に広がったことで、今後さらなる需要の拡大が見込まれるとして、IIJは今後現状の数倍の顧客(数十万デバイス)を収容できる規模まで増強する。

 従来、これらのリモートアクセスサービスを使ってテレワーク環境を構築するには通常1~2か月が必要とされていた。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によって、リモートアクセス環境を導入していなかった企業や、導入していたもののシステムが足りなくなった企業などから、早急に環境を整備したいという声が寄せられたことから、同社は応急対策として、即日リモートアクセス環境を構築できる企業向けルータを5月末まで無償で提供することを先月発表。今回さらに、この無償提供期間を6月末まで延長するとしている。

 また、IIJフレックスモビリティサービスにおいても、6月末までに申し込みを行なった顧客を対象に、初期費用と月額費用を2か月分無償で提供する。

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