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テナント退去希望者と入居希望者をマッチングして退去費用を削減する「退去NAVI」の利用者が急増

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2020/05/07 09:00

 アクトプロが運営する物件取引プラットフォームサービス「退去NAVI」は、テナント退去希望者が登録した物件と事前にサイト内に登録されている入居希望者の希望条件をマッチングして退去費用を削減するサービス。利用料は無料で、成約時にのみ、入居側が賃料の1.5か月分をプラットフォーム手数料として支払い、退去側には契約成立時に情報料として賃料1か月分がキャッシュバックされる。

 店舗を退去するには多くの場合、数か月前の解約通知や、店舗内の床・壁・天井・内装などを撤去し「スケルトン」状態に戻す原状回復が必要だが、小規模店舗でも多額の費用がかかる。退去希望者は同サービスを利用することで、解約通知前の物件を居抜きで入りたい事業者にそのまま引き継ぐことができ、退去費用を大きく抑えられる。

 一方、入居希望者にとっては、解約通知前の物件情報を得られるほか、居抜きによる出店のため内装工事などの初期投資を抑えられるといったメリットがある。また、従来は空きがでないような好立地の物件からの退去が増えていることもあり、先を見据えての新規出店の問い合わせも増加。退去希望者と入居希望者は3月に12件、4月に14件がマッチングしている。

 アクトプロが昨年5月に「退去NAVI」を仮オープンしたときには、月々の新規会員登録は30~50件ほどだったが、新型コロナウイルス流行をきっかけに一般公開に踏み切った今年3月の新規会員登録は120件と急増し、4月は277件に増加。4月に新聞やテレビなどのメディアで紹介されたこともあり、同サービスの登録会員数は4月30日、1000社を超えた。

 アクトプロは休業や時短営業の要請が延長されることによって、戦略的撤退を選択する店舗が増え、需要が急増するとみてサポート体制強化している。

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